今日は、ノーベル賞受賞者が提唱した理論に基づく25000人が実践したデトックス食事術 で食事指導をおこなっている歯医者さんの一冊です。
その食事指導は、全国平均110万本/月の抜歯がおこなわれるなか年間10本前後しか抜かない“奇跡の治療”と評判になっています。
そして、歯の治療だけではなく慢性疾患を改善した人が続出しているからです。
奥さんが原因不明の体調不良で倒れ、9年間の闘病生活で、
100件以上の病院を巡り、30種類以上5500錠以上の薬を処方されても治らなかった
不治の病が食事を変えただけでわずか7日間で全快した。
こんなあなたにオススメです
・医師から「何ともない」と言われたのにもかかわらず、調子がすぐれない
・なんだかいつも体調がすぐれない
・長年の肩こり、腰痛、手足のしびれが続いている
・胃弱、ぷちウツ、自律神経失調症の方
オススメ、共感を得たフレーズ
・「病気になったら薬」は、 当たり前のように思われていますが、 これは製薬会社の永年かけた国民への刷り込みです
・口腔内の炎症物質は、毛細血管から直接体内に入り込んでしまい、口の中の状態は全身に影響をおよぼします
・鉄不足は歯並びを悪くする。現代食に移行した母親の子から歯並びは悪くなっている
・スムージーもミキサーにかけた瞬間に酵素が死んでしまい栄養素がなくなり、糖質(果糖)を摂っているだけになる
・重金属によるアレルギー症状。
40代以降の人の2人~3人に1人はアマルガム※が入っている
※虫歯治療のため、歯に充填される歯科治療材料(銀の詰め物)
・アレルギー症状(免疫異常)の根本的な原因は腸の状態
・デンタルフロスを使って大腸がん予防
・歯磨きには歯磨き粉もうがい薬も使う必要はありません
・加工肉・霜降り肉は避ける。
牛はグラスフェッド(牧草を食べている)牛、
豚は良く加熱する、鶏は皮に注意。
・食事を変えるコツは完璧主義にならないこと
・医療現場では「検査値を正常化する治療」が横行。
健診で血圧、コレステロール、血糖値などを指摘され、薬ががさっと出され、そのあとから、うつや認知症を疑われて来院する患者さんが後を絶ちません。
完全に医原病です!
食事で病気が治る。食べものを変えるだけで細胞からみるみる元気になる方法。
奥さんの病気の原因は「グルテン不耐性」でした。
9年におよぶつらい闘病生活が本書の発刊につながった歯医者が教える「デトックス食事術」をできるところから試してみてはいかがでしょうか。
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ:4.0
■コスパ :4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございます。
著者
小垣佑一郎(おがき・ゆういちろう)
草加ファミリー歯科・矯正歯科クリニック院長。臨床歴13年25000人以上の患者を診察。
配偶者が原因不明の体調不良で倒れ、9年間の闘病生活を送る。100件以上の病院を巡り、30種類以上5500錠以上の薬を処方されても治らなかった症状がたったの7日間で全快した経験をきっかけに、「ジャナサン・ライトの提唱する新・栄養療法」や「オーソモレキュラー療法」を取り入れて歯科診療をおこなう。
口腔内の症状と全身的なつながりを考えることで、全国で月間110万本の抜歯がおこなわれているなか、年間10本前後しか歯を抜いていない。現在は自身のストーカー被害経験から「栄養と精神状態」についてNPO法人と共同で研究をおこなっている。
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