ダイエットはなぜ失敗するのか? その理由は腸内環境とホルモンにあった!
40代を越えたあたりから、私たちはどこか体の不調を訴えたり、「食べていない」にもかかわらず、体重が増える。
しかし、その原因がいったいどこにあるのか分からないまま過ごし、いつの間にかメタボな体になっていく。
そういった方々が、巷にあふれるダイエット法を実行し、「健康」を手に入れようとするのだが、その後のリバウンドで、結局もとの状態に戻ってしまう……。
健康とはなかなか手に入らないものである。
本書は、シンプルに「食事法」に着目し、それを改善することで、健康を手にし、ダイエットもできるということをエビデンスベースで解説する一冊です!
単に痩せるだけでなく、「食べながら」健康を手に入れる ―― その鍵となるキーワードが「ホルモン」
こんなあなたにオススメです
・ダイエット情報に翻弄されている
・コロナ禍になか、免疫力をつけたい
・正しい食事法を身につけたい
オススメ、共感を得たフレーズ
身近な食材で免疫力を上げる
・ニンニク、ショウガ、きのこ、リンゴ酢、緑茶 …
プロローグ 太ると調子が悪くなる、その原因は?
・内臓脂肪は不調のシグナル
第1章 カロリー減やジムよりも、綺麗に確実に痩せるのが“正しく食べる”こと
・ カロリー制限では基礎代謝率が下がるだけ
・甘い罠に落ちる”ご褒美太り”
・ポッコリお腹は、要介護・老後への始まり
・やせることがゴールではない
・今、何を食べるかが1年後、10年後の自分をつくる
第2章 人は食べたものでできている、だから今のあなたの腸は燃えている
・ 「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている」 … 古代ギリシャの医師 ヒポクラテス
1000人の名医は「腸内細菌」
・抗生物質によって腸内細菌が修復不能なダメージを受ける可能性も
日本で使用されている抗生物質の3分の1が病院で、3分の2が食用の家畜や魚の病気の治療のために使われている
第3章 現代人が痩せにくいのは、ホルモン異常のせい
・日本人は加工食品を食べすぎている
・今こそファスティング(断食)をする時!
第4章 免疫力をUPさせる生活習慣で、体は生まれ変わる
・夏は5分、冬は15分、日光浴をしよう … ビタミンDは万能ビタミン
・運動習慣が風邪予防に … ただし、1時間以上の激しい運動はダメージになる
第5章 日々の腸活ルーティーンで美しく健康に生きる
・「食事」「運動」「睡眠」「ストレスマネジメント」
エピローグ 健康格差時代の到来
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
石黒 成治(いしぐろ・せいじ)
消化器外科医、ヘルスコーチ、1973年、名古屋市生まれ。1997年、名古屋大学医学部卒。国立がんセンター中央病院で大腸癌外科治療のトレーニングを受ける。その後名古屋大学医学部附属病院、愛知県がんセンター中央病院、愛知医科大学病院に勤務する。2018年から予防医療をおこなうヘルスコーチとしての活動を開始。腸内環境の改善法、薬に頼らない健康法の普及を目的に、メールマガジン、YouTube, Instagtam、Facebookなどで知識、情報を分かりやすく発信している。Dr.Ishiguro YouTubeチャンネル登録者数は7万人(2020年9月時点)。
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