食の世界はフェイクニュースだらけ!
「2兆円」健康食品市場に踊らされてはいけない!
ニセ情報が跋扈(ばっこ)している「食」の世界を、科学ジャーナリストが科学的根拠をもとに正しく読み解く一冊です!
・農薬は危ないから、オーガニック食品が安心
・トクホや機能性表示食品は国が認めたので効果がある
・ジュースクレンズで毒素できる
全部、「異議あり」!
こんなあなたにオススメです
・健康・ダイエット食品を食べている
・サプリメントを常用している
・ベジタリアン
オススメ、共感を得たフレーズ
第一章 健康食品の落とし穴
・水素水… 効き目の根拠はほとんどなし
・黒酢は、被害事例が目立つ
・サプリメントより、魚料理が効く
第二章 「意識高い系」の真実
・ベジタリアンの子どもの栄養不足
・ダイエットに効く健康食品、サプリメントはない
・グルテンフリーブームは、思惑だらけ… 「グルテンフリー食品」販売企業が儲かっている構図
第三章 自然・天然はかなり怖い
・肉の生食は、とにかく危ない
第六章 秘訣は「ゆるく、少しずつ」
・ポジティブシンキングが、健康への近道
悲観性が高い人の死亡率は2.2倍も高い
この本の評価
■内容 :4.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー:3.5
■総合 :4.0
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
松永和紀(まつながわき)
1963年長崎市生まれの東京育ち。京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)。毎日新聞社の記者として10年勤めた後に退職し、科学ジャーナリストとして活動を開始。2011年に、科学的根拠に基づく食情報を提供する消費者団体
「Food Communication Compass」(略称フーコム)を設立。
著書に『メディア・バイアス――あやしい健康情報とニセ科学』(光文社新書)、お母さんのための「食の安全」教室(女子栄養大学出版部)などがある。
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