不眠、便秘、冷え性、肩こり、疲労感…こうした慢性的な不調を、1日3回程度、1回わずか5秒程度から改善効果を挙げることが即座に実感することができる新しい健康法を説いた一冊です。
日々忙しい現代人は、昨今の異常気象とも相まって常に過酷なストレスにさらされ、心身ともに疲弊してしまっています。
これらのダメージは入浴、睡眠、休養によってある程度は回復しますが、十分休んだはずなのに良くならないという場合は、「自律神経の乱れ」を疑ってみる必要があるかもしれません。
どれも簡単な動きなので、老若男女だれでもすぐに自律神経のバランスアップに取り組むことができます。
ストレッチで心身ともにリラックスして、ぜひとも快適な充実した毎日を!
最近とくに見聞きすることの多くなった「自律神経」というワード。
交感神経は「緊張」「興奮」、副交感神経は「リラックス」「修復」の状態に心身を導く相互作用があるが、ストレス過多の現代人は交感神経のほうが優位に立ちっぱなし。
意識的に副交感神経を活発化してリラックスモードを得ることで、本来の身体機能を取り戻す必要があります。
自律神経を整えるにはストレッチが有効だが、これまで行われることの多かった「手足を伸ばすだけの動き」ではなく、手首や足首を左右ロックして行うことで四肢と体幹が一体となり、血流を促進、自律神経機能に作用させることができます。
また「呼吸法」も自律神経コントロールに有効な手段だが、血流が体の隅々にいきわたるように全身を意識して呼吸することで、有意な作用を可能にします。
こんなあなたにオススメです
・体調が思わしくない
・十分休んでも疲れがとれない
・不眠、頭痛、肩こり、腰痛、冷え性、便秘… に悩んでいる
・とにかくストレスが多い
目次、オススメ、共感を得たフレーズ
1 「自律神経ストレッチ」は最新・医学的な健康法
・現代人の体と心、不調の原因は自律神経のアンバランスから?
副交感神経(リラックスの神経)の機能は、20代をピークに加齢とともに低下
・「自律神経ストレッチ」は医学的メソッド。
自律神経研究の第一人者の小林弘幸医師が、トップアスリートのサポートなどで実績のある末武信宏医師とタ
ッグを組んで開発したストレッチメニュー
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :5.0
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
小林弘幸(こばやし ひろゆき)
1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授・日本体育協会公認スポーツドクター。各種研究のなかで自律神経バランスの重要性に着目し、日本初の便秘外来を開設した腸のスペシャリスト。多くのトップアスリートや芸能人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。
★監修者
末武 信宏(すえたけ のぶひろ)
1962年、岐阜県生まれ。さかえクリニック院長。医学博士(順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了)。トップアスリート株式会社代表取締役。日本美容外科学会認定専門医としてアンチエイジング診療を行うかたわら、順天堂大学医学部非常勤講師としてスポーツ医学の研究を行う。JBC認定プロボクシングトレーナーとして活躍。
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