世の中のがん知識・対策は間違いだらけ!
□がん検診を毎年受けているので大丈夫
□40代だから、まだがん対策は必要ない
□タバコはNGだが、アルコールはOK
□結局、がんになったら治らない……
これ全部、誤解です!
なぜ、がんになる人とならない人がいるのか。
なぜ、早期発見が見逃されてしまったのか。
なぜ、治療の結果がこんなにも違うのか。
年間2000人の検査・治療を手がけ、長年、診療現場でがん患者を見続けてきた医師がどうしても伝えたかった、生死を決めてしまう重大な「分かれ目」を初めて語る一冊です!
賢いがんと向き合い方を、著者が自ら描いた解説マンガでわかりやすく説いていきます。
こんなあなたにオススメです
・がん告知をされた
・がん治療を受けている
・家族、友人ががんで入通院している
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 「治る」がんで死んではいけない
・すべてのがんを同列に扱うことはできない
細胞レベルの違い × 臓器の違い × 個人の体質の違い …など、数多く分岐しています
・「がんとのたたかいは、イニシアチブは完全にあなたが握っていて、勝つことがほぼ決まっているのです」——2人に1人ががんになる時代。
第2章 胃がんで助かる人、助からない人
・ピロリ菌を除菌したから胃がんにはならない というわけではありません
第3章 食道がんで助かる人、助からない人
・食道がんは、ほかの臓器のがんと合併する可能性が非常に高い
第4章 大腸がんで助かる人、助からない人
第5章 賢いがんとのたたかい方
・健診はあ なたを対象とはしていない
健診は「日本人全体」のリスクを下げることを目的としている
・国が健康を守ってくれるという誤解
第6章 ますます重要になるお金とがんの関係
・自分の健康は自衛する時代
⇒自らの健康リテラシーをあげて、自分で守ることが大切です
この本の評価
■内容 :4.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー:4.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
近藤慎太郎(こんどう しんたろう)
1972年東京生まれ。医学博士。北海道大学医学部、東京大学医学部医学系大学院卒業。日赤医療センター、東京大学医学部付属病院を経て、山王メディカルセンター内視鏡室長、クリントエグゼクリニック院長などを歴任。消化器の専門医として、これまで数多くのがん患者を診療。年間2000件以上の内視鏡検査・治療を手がける。診療現場での長年の経験から、がんの予防と早期発見の重要性を痛感し、講演やメディアを通じて予防医学の啓蒙活動をおこなっている。特技はマンガで、本書の解説マンガも著者が自ら描いている。
ブログ『医療のX丁目Y番地』 http://blog.medicalxandy.com
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