働き盛りのビジネスパーソンから寄せられた32の相談に対する「小林式処方箋」は、誰もが簡単に実行できるものばかり。
「小林式処方箋」は、現代人が仕事や人生を、より謳歌するための大いなるヒントになります。
自律神経の名医が、様々な不摂生に対する「医学的に正しいリカバリー法」を、自身の経験も交えながら解説してくれる一冊です!
「人生100年時代」に向け、ビジネスパーソンの健康への関心が急速に高まっています。
しかし、医療や健康に関する情報は玉石混淆。
例えば、朝食を食べる、食べない。炭水化物を抜く、抜かない。
まったく正反対の行動にもかかわらず、どちらも医者たちが正解を主張し合っています。
なかなか医者に相談できない多忙な人は、どうしたらいいのでしょうか?
すべての答えが本書にあります!
こんなあなたにオススメです
・不摂生な生活を繰り返している
・いつまでも疲れがとれない
・眠りが浅い
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに
・ヘルスリテラシーさえ高ければ、肉体や精神への悪い影響は最小限に食い止められます。
序章 自律神経を整えるのはどっち?
・対人ストレス 上司や取引先から理不尽に叱られたら、A.反論する B.沈黙する
怒りの感情は、自律神経を乱すだけ
第1章 乱れがちな食習慣の“毒”を抜く―食事術Q&A
・仕事に追われて、ついついランチを早食いしてしまう。
早食いの原因は気持ちのあせり… ゆっくり味わって食べるのが大事
・肉が大好きなので、毎食のように食べてしまう。
野菜や果物からまず食べる
第2章 仕事の効率は自律神経のコントロールで上げられる―仕事術Q&A
・仕事の効率が上がらず、残業になる日が多い。
午前中はメールチェックをやめてみる
・部下やスタッフのミスを、つい怒鳴り散らしてしまう。
怒鳴ったらすべてが台無し
第3章 自律神経を整えればストレスは減らせる―メンタル術Q&A
・焦りや緊張が原因なのか、慌てて失敗することが多い。
30分前行動を心がける
・人間関係がうまくいかず、仕事に悪影響がよく出る。
そもそも他人を信じない
第4章 自律神経の働きは休み方で変わる―休息術Q&A
・失敗やミスを悔いるあまり、なかなか寝付けない。
失敗は「成功イメージ」を上書きしてから床に入る
おわりに
健康維持の秘訣は、十人十色。試行錯誤しながら、自分で納得したものを行うのが正解です
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
小林 弘幸
順天堂大学医学部教授。スポーツ庁参与。1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学医学部小児外科講師・助教授などを歴任。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートやアーティスト、文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導にも携わる。また、日本で初めて便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」でもある。
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