加齢とともに筋肉は衰えますが、特に「速筋」が衰えていきます。
速筋は、転びそうになったときにグッと踏みとどまる力を出すので、 転倒防止に役立ちます。
この速筋、実は歩くだけでは鍛えられません。
もっとも簡単に鍛える方法が、階段を下りることなのです。
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●なぜ、階段を「下りる」といい?
足腰だけではない! 階段を「下りる」効果。
1、加齢にともない速筋は減っていく。
2、下りる動作は、ゆっくりで簡単。
3、歩くだけでは転倒防止に不十分。
こんなあなたにオススメです
・トレーニング・運動が苦手
・つまづくことが増えてきた
・外出することが減った
・認知症になるのがこわい
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに
・寝たきりを防ぐためには、転ばないことが大事
・階段を「下りる」ことで、転びにくくなる
糖尿病予防、若返り効果、さらには認知症予防まで期待できます
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第1章 なぜ階段を「下りる」といいのか
・家に閉じこもっていると死が近づいてくる
外出せずに、家に閉じこもっているだけで死亡率が2倍になる
・日常生活の動きは思っている以上に複雑
第2章 実践!階段の「下り方」
・階段の下り方のポイント1 拇指球で階段の面を踏みしめる
・階段の下り方のポイント2 下りやすい階段を使う
第3章 足腰だけではない!実はスゴイ、階段を下りる効果
・成長ホルモンが分泌されて若々しくなる
・DHEA(若返りホルモン) が体の酸化を防ぐ…
免疫力、記憶力アップにも役立つ
糖尿病、認知症の予防効果あり
第4章 階段を「下りる」効果を高める健康習慣
・生きがいを持つ… 三浦雄一郎さん
・次の一歩のことだけを考える
・「下りる」以外の日常の動きも取り入れる… 布団の上げ下ろし、窓ふき、床の雑巾がけ、洗車、和式トイレ…
・呼吸の質が上がると、健康の質も上がる
この本の評価
■内容 :4.0
■読みやすさ :5.0
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
白澤 卓二
お茶の水健康長寿クリニック院長。医学博士。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業後、同大大学院医学研究科博士課程修了。順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授を経て現職。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー型認知症の分子生物学など。日本でのアンチエイジング研究の第一人者。著書は『100歳までボケない101の方法』(文藝春秋)など300冊を超える。テレビの健康番組では、わかりやすい老化防止解説が好評を博している。
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