「階段を「下りる」人はなぜ寝たきりにならないのか?」2019/4/18 白澤 卓二 87点 [♯201]

加齢とともに筋肉は衰えますが、特に「速筋」が衰えていきます
 
 
速筋は、転びそうになったときにグッと踏みとどまる力を出すので、 転倒防止に役立ちます。
この速筋、実は歩くだけでは鍛えられません。
 
もっとも簡単に鍛える方法が、階段を下りることなのです。 
 
●なぜ、階段を「下りる」といい?
  足腰だけではない!  階段を「下りる」効果
1、加齢にともない速筋は減っていく。
 
2、下りる動作は、ゆっくりで簡単。
 
3、歩くだけでは転倒防止に不十分。 

こんなあなたにオススメです

・トレーニング・運動が苦手

・つまづくことが増えてきた

 

・外出することが減った

・認知症になるのがこわい

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

はじめに

・寝たきりを防ぐためには、転ばないことが大事
 

・階段を「下りる」ことで、転びにくくなる

 糖尿病予防、若返り効果、さらには認知症予防まで期待できます 

 

 

 
  

第1章 なぜ階段を「下りる」といいのか

 
・家に閉じこもっていると死が近づいてくる
 
 外出せずに、家に閉じこもっているだけで死亡率が2倍になる
  
 
・日常生活の動きは思っている以上に複雑
 
 
 
 
 

第2章 実践!階段の「下り方」

 
・階段の下り方のポイント1 拇指球で階段の面を踏みしめる
 
・階段の下り方のポイント2 下りやすい階段を使う
 
 
 
 
 

第3章 足腰だけではない!実はスゴイ、階段を下りる効果

 
成長ホルモンが分泌されて若々しくなる
 
 

DHEA(若返りホルモン) が体の酸化を防ぐ

 

 免疫力、記憶力アップにも役立つ

 

 糖尿病、認知症の予防効果あり 
 

 
 
 
 

第4章 階段を「下りる」効果を高める健康習慣

 
・生きがいを持つ… 三浦雄一郎さん
 
・次の一歩のことだけを考える
 
「下りる」以外の日常の動きも取り入れる… 布団の上げ下ろし、窓ふき、床の雑巾がけ、洗車、和式トイレ…
呼吸の質が上がると、健康の質も上がる 

 

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :4.0

  ■読みやすさ  :5.0

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

著者

白澤 卓二

お茶の水健康長寿クリニック院長。医学博士。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業後、同大大学院医学研究科博士課程修了。順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授を経て現職。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー型認知症の分子生物学など。日本でのアンチエイジング研究の第一人者。著書は『100歳までボケない101の方法』(文藝春秋)など300冊を超える。テレビの健康番組では、わかりやすい老化防止解説が好評を博している。

 

 

 

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