日本一多忙な医師が実践している毎日の精神的な「疲れが100%消える休み方」を説いた一冊です!
じっとしていると、ストレス、不安、焦りは増す一方。疲れたらその場で15秒!! 軽く動くと元気になる。
じつは、疲れを感じているときに、ごろごろ体を休めてはいけません。
疲労感が増し、抱えている疲れが慢性的なものに変化してしまうからです。
では、どうするのが正解なのか? 答えは、疲れたときほど、動くこと。
疲れが取れる魔法のキーワードは、「疲れたら、動け! 」です。
体が疲れているというより、気持ちが疲れている人が多い、と言うのです。
実際、疲れを感じた時の状況を思い浮かべてください。
周りに気を遣ってぐったり疲れたり、一所懸命やっているのに嫌みや小言を言われて落ち込んだり。
または、相手が思うように動いてくれず、ストレスが溜まる…等々。
疲れは、精神的なダメージからきているケースが多いことに思い当たりませんか?
こうしたダメージにより、あなたの自律神経は乱れ、疲労は簡単には取れないレベルのものとして蓄積しているのです。
本書ではこの精神的な疲れを「悪い疲れ」と呼び、ハードワークだけど達成感のある疲れなど「良い疲れ」とは明確に区別し、その対処法が提案されています。
悪い疲れ(精神疲労)は、動かずにじっとしているとどんどん蓄積していきます。
そのため疲れを溜めず、上手に受け流すには、ストレスのせいで浅くなっている呼吸を整えたり、こわばった顔を緩めたり… といった、ちょっとした「動き」が効果的です。
本書の「動き方」を実践し、体から悪い疲れを一掃してください!!
こんなあなたにオススメです
・いつもまわりに気を使っている
・いらいらしていることが多い
・ストレスを感じることが多い
・目覚めが悪い
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに
・みんな、精神的に疲れている
仕事、家事、育児、人間関係…要因は様々あるでしょうが、その多くは、「精神疲労」である
第1章 あなたの疲れはどこからきているのか?
第2章 なぜ、体はこんなに疲れているのか?
第3章 これでスッキリ!疲れが100%消える休み方

おわりに
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :5.0
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
小林弘幸
1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導に関わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト”でもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、腸内環境を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』
『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』
『医者が考案した「長生きみそ汁」』など、著書多数。
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