「鉄分の摂りすぎ」が、脳を老化させ、認知症の引き金となっていた!!
全世界に対する科学的検証から見出された、脳老化を防ぎ、健康に長生きするための秘訣が詰まっています。
こんなあなたにオススメです
・記憶に自信がない・忘れっぽい
・脳機能を若く保ちたい
・認知症あるいは予備軍の家族がいる
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 脳不老と健康のカギ「マインドスパン」の謎を解く
・人生において強く望むこと、それは長く生きて脳も健康であり続けること
マインドスパン(脳寿命)の力を最大限まで引き出すこと
第2章 遺伝子と環境の気がかりな関係
・全く同じ遺伝子を持つ「一卵性」の双子でも、食生活が違えば、一人は早々に認知症になって若くして亡くなり、もう一人は100歳になってもボケることなく、元気ということは、往々にしてあることだといいます。
・DNAに刻み込まれた遺伝情報も、食事の力でコントロールできる!
第3章 「マインドスパン・エリート食」の共通点
・マインドスパン・エリート地域の
日本… 認知症の発症率が低い、並外れた長寿の理由の一つに肥満率の低さがあげられる
フランス・イタリア… 地中海式食事
共通点は、肥満と疾患の割合が非常に低いこと
・世界で注目されている「地中海式食事」も、その中心はパスタ(炭水化物)に、オリーブオイル。あとワイン。
第4章 恐れずに老化を味方にする方法
・ハーバードの最新研究では、私たちの脳が遺伝から受ける影響は30%~40%前後で、実は「食生活」が、脳の状態を決めていることがわかっています。
・一般的に若く見える人は、老けて見える人よりも長生きする
第5章 鉄分は遺伝子さえ傷つける鋭利な剣
・過剰な鉄分を体が自力で排出できない
第6章 炭水化物は悪くない
・日本人は、これまでの食生活の結果、日本で一番長い寿命を得た。認知症になるのも、年齢的に見て、遅い。
それなのになぜ、これまでの米食をやめて、欧米のような、タンパク質食にしようというのか。
⇒今の健康ブームで言われているのは、「炭水化物ダイエット。良質なタンパク質」。発酵食品はいいとしても、それ以外が全く逆の内容です。
第7章 脂肪には敵と味方がある
第8章 タンパク質の本性―高タンパクは脳の健康にコミットしない
第9章 Xファクター―人体の謎を解く最後のカギ
第10章 さあ、マインドスパン食をはじめよう
・マインドスパン食ガイドライン
ほとんど毎食食べるとよい
良質の炭水化物、野菜、葉野菜やハーブ、昆布や海藻、豆類、酢をはじめとする発酵食品、ほどほどの量のオリーブオイル、ナッツ類
ほどほどに食べるとよい
魚介類、トマトなどの甘くない果実、チーズなど乳糖を含まない乳製品、卵
食べる順: 穀物・野菜>魚>鶏肉>赤身肉
食べる回数を減らす・避けたい食品
鶏肉などの動物性たんぱく質は回数を減らす、赤身肉はかなり減らすか、全く食べないように、GI値が高い炭水化物(白パン、全粒粉パン…)、外食時の揚げ物
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.0
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
プレストン W. エステップⅢ
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