「「安い食べ物」には何かがある」2016/12/31 南 清貴 89点 [♯81]

 

今日は、10万部突破のベストセラー

『行ってはいけない外食』の著者の

「体にいいもの」の賢い見抜き方、

 買い方の紹介です。

 

 

見た目ではわからないように

添加物を加えてカサを増している、

劣悪な輸入食材が使われている…

 

 

安いものには、必ず「安くできる理由」がある

「何を買うか、買わないか?」を

判断するための情報と、賢い選び方が学べます。

 

 

レストラン経営、食品業界に長く携わりながら、

整体と栄養学を学んだ著者だからこそ、

体と食の関係を語る内容には説得力があります

 

 

 

 

 

 

こんなあなたにオススメです。

 

カラダのこと、将来のことを真剣に考えている

・パン好きでどうも体調がすぐれない

・食品添加物のことはよくわからない

 

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

食品添加物は食品の価格を下げるのに大きな役割を果たしている

 

「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」とも

 食品添加物には指定されていなく、食品として分類され

「アミノ酸等」と表示していい決まりになっています

 どんなに大量に使っていても

 「無添加」「化学調味料不使用」という表示ができる

 

 

食品添加物の中には、発がん性のあるものや

 催奇形性(胎児に奇形を生じさせる性質)があるものが数多くあります。

 食べた本人はもとより、子孫にまで影響を与える可能性がある

 

 

・サプリメントも合成された化学物質なので大量に摂るのは危険

・大豆油は、ほぼ100%が遺伝子組み換え大豆を絞ってつくられています

 

 

・どんなに品質のよい納豆でも、付属の「たれ」は

 食品添加物のかたまりなので絶対に食べないでいただきたい

 

 

・スーパーで売られている刺身パックのツマやシソの葉は、

 工場で作られ、洗浄され、薬品まみれ

 

 

米国から敗戦国日本への戦略物資として与えられたのが

 「小麦/パン」「脱脂粉乳/牛乳」だったのが、

 が今は「とうもろこし」「大豆」に変わり、

 さらに「牛肉」が加わった

 

 

人工甘味料を体内に入れたら、

 体で分解できない物質がそのままの状態で

 代謝されずに、ずっと体の中に残る

 

 

・塩は、多少高くとも「天然塩」を

 

・清涼飲料水は、「人工甘味料」と「保存料」を直接飲み込むこと

 

 

「食」は、

 自分や家族へのもっとも確実な”投資”

 

 

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容    :5.0

  ■読みやすさ :4.5

  ■実践しやすさ:4.0

  ■コスパ   :4.5

  ■総合    :4.5

 

 

生鮮食品、加工品、輸入品、原材料、添加物…ここだけはチェック。

何を買うか、買わないか?

 

 

食べてはいけないもののオンパレードですので、

どこまでできるかは、個人差も大きいと思います。

 

本書の7割でも習慣化できれば、

カラダはかなり改善できると思います。

 

明らかに避けるべき「食」についてだけでも、

今日から見直すことを強くおすすめします。

 

 

「無知はコスト」、自分のカラダは自分で守る。

今、あなたの「選ぶ目」が試されています。

 

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

著者

南 清貴

1952年、東京都生まれ。フードプロデューサー。一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。

舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気付き、栄養学を徹底的に学ぶ。1995~2005年、東京・代々木上原にレストラン「キヨズキッチン」を開業。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した創作料理を考案・提供し、業界やマスコミから注目を浴びる。以降、「ナチュラルエイジング」をキーワードに、全国のレストランやカフェなどの業態開発、企業内社員食堂やクリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発に力を注ぐ。

 

 

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