パンは腸と脳をこわす。 牛乳は骨と血管を弱くする。「パンと牛乳はやめてくださいね」
と診療で、患者さんに言っている医師である著者の”真実”を語る一冊です。
牛乳信仰の強い日本では、衝撃的な内容かもしれませんが、戦後の米国の食糧事情等踏まえた日本に対する政策の歴史をたどることでも真実であることが理解できると思います。
こんなあなたにおすすめします
・パンと牛乳・乳製品をよく摂っている
・牛乳は体によいと思っている
・いつも体調がすぐれない
おすすめ、気になるフレーズ
・パンと牛乳を少しの間やめてみるだけでも、症状が明らかに改善する例が非常に多いのは事実
・乳がんの発症にも乳製品が関係すると今注目
・乳ガンの患者さんには、パンと牛乳をよく摂取する人が多いことが知られるようになってきました
・パンと牛乳がどんなメカニズムで体に害を与えるかは、かなり科学的にわかってきています
・今の小麦は、昔の小麦と違い消化しにくくなっている
・ジョコビッチを世界の頂点に立たせたグルテンフリー
・牛乳のカルシウムは人体ではほとんど利用されない
・牛乳は骨を強くするどころか弱くする
目次
第1章: なぜ私は「パンと牛乳」に着目したのか?
第2章: なぜ、パンをやめたほうがいいのか?
第3章: なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?
第4章: では、何を食べればいいのか?
Amazonのカスタマーレビューの偏りが大きく、最高評価が(5つ★)が多いのに最低評価(★)も多い場合は、結果的に業界・団体等ににメスを入れるような内容であることが多いですが、本書の偏りはその中でもかなり極端です。
体調があまりよくない方で関心がある方は、3週間だけでもやめてみてはいかがでしょうか。
ちなみに我が家では冷蔵庫から牛乳パックがなくなってから20年以上経っています。なので私は牛乳”単体もの”をもう20年以上口にしていません。外食で料理等に混入されている場合は無理ですが。
内臓脂肪が激減。アトピー、鼻炎が改善。子宮筋腫、卵巣嚢腫が縮小。子供が勉強に集中できる。との多くの患者さんからの医師である著者の実績報告であることが、本書の信憑性につながっています。
著者
内山葉子
関西医科大学卒業。大学病院・総合病院で腎臓内科・循環器・内分泌を専門に臨床・研究を行った後、福岡県北九州市で葉子クリニックを開設、院長を務める。医学博士、総合内科専門医、腎臓内科専門医、ホメオパシー専門医。
全人的な医療に基づき、自然医療や漢方・機能性食品などの補完・代替医療と西洋医学、心のケアなどを統合的に行い、さまざまな分野の難治性の疾患の診療を行う。
関連おすすめ