NHK「所さん! 大変ですよ」のサウナ特集(2021年5月20日放送)出演など、メディアでも話題の大人
気”サウナ教授” の初の著書「サウナでととのう」のには科学的根拠があ った!
なぜ、ビジネスエリートはみんなサウナ好きなのか?
著者は、「ビジネスエリートだからサウナが好き」なのではなく、「サウナが好きだからビジネスエリートになれる」のではないかという。
なぜなら、サウナがビジネスのパフォーマンスを上げる医学的根拠が次々と明らかになってきているからだ。
本書は、サウナ―でもあり医師でもある著者が、内外の最新研究を基に、サウナが脳と体に与える効果を紐解き、さらに、最大限の効果を出すサウナの入り方を医学的エビデンスに基づいて解説したサウナー必携のバイブル。
こんなあなたにオススメです
・サウナの正しい入り方を知りたい
・悩み、疲れることが多い
・コロナ禍でメンタルが弱っている
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに サウナは最強の「ビジネスエリート製造機」
第1章 なぜサウナで仕事のパフォーマンスが上がるのか
01 「仕事ができる人」とは、結局、心身を「ととのえる」のがうまい人
・サウナなら誰でも自動的に心身をととのえられる
02 なぜサウナに入ると自動的に「ととのう」のか
・体内では自律神経、心拍、血圧、血液量、脳内ホルモンをコントロールし、持てるすべての力を総動員して、環境に適応しようとする
03 「ととのう」とビジネスに一石八鳥の効果がある
04 効果1 脳疲労が取れて頭がスッキリする
05 効果2 決断力と集中力がアップする
・ワーキングメモリーが向上し、仕事が速くなる
06 効果3 アイディアやひらめきが舞い降りる
07 効果4 感情的にならなくなる
・自律神経が鍛えられてメンタルが安定する
08 効果5 75%が改善を実感! 睡眠をコントロールできるようになる
・深い睡眠の時間が2倍に!
・寝入りの段階で深い睡眠が長く得られるので、短時間の睡眠で十分
→ 私も1時間以上は短縮できていることを実感しています!!
09 効果6 感覚が敏感になる
10 効果7 肩凝り・腰痛・眼精疲労がやわらぐ
・極限状態のサウナだからこそ、疲労がスッキリ回復する
11 効果8 見た目がよくなる! 肌がきれいになり、やせやすい体質になる
・代謝のスイッチが切り替わって、脂肪を燃焼させるようになる
第2章 最強効果を出す、医学的に正しいサウナの入り方
01「サウナ→水風呂→外気浴」を3〜4セットが基本
・一番大切なのは「自分自身が気持ちがいいこと」です
・最終セットは「サウナ→水風呂(10秒程度)→水シャワー」という流れがおすすめ
・各セットの合い間に水分補給すること … サウナで合計500~1000mlが失われる
02 80 〜90 度のフィンランド式サウナ(ウェット)が最強
・ドライサウナだと体の深部が温まらない
03 サウナ室の温度は場所によって違う
・1段あたり約10度も異なる
04 サウナ室では足を上げるほうがいい
・おすすめは「あぐら」or「体育座り」
05 「ロウリュ」は少量ずつ、様子を見ながら
06 危険な熱波(アウフグース)には要注意
07 サウナ室を出る時間は心拍数を目安にするのがベスト
・心拍数が平常時の2倍になったら出る … 平常時60/分なら120/分で出る
08 体感を目安にするなら、背中の真ん中が温まった時
・汗の量にだまされてはいけない
09 水風呂に入る時は大きく息を吸い、吐きながら入る
・「気持ちいい~」と言いながら入る医学的メリット
10 水風呂の温度は16 〜17 度付近が最適の理由
11 水風呂は、浮遊が理想
12 水風呂を出る目安は、気道がスースーしたら
13 外気浴は「気持ちよさ」最優先でなるべく横になる
・横になると別次元の「ととのい」が!
14 真正「ととのい」タイムは 約2分
15 ととのうために最重要なのは、動線
・サウナ→水風呂→外気浴まで、すべて10歩以内が理想
第3章 ここまでわかったサウナの科学
01 サウナ→水風呂→外気浴で体はこう変化する
02 サウナ後の脳は「瞑想をした状態」に近い
03 お風呂とサウナは似て非なるものである
・お風呂では、体の疲れは取れても、脳の疲れは取れません
・水風呂に入ると脳の洗い流しが進む
04 サウナは毎日入るのが最も健康効果が高い
05 日本人には特にサウナの健康効果が高い理由
06 血管の弾力性が増し、心臓病のリスクが低下する
・サウナは血管エクササイズになる
07 認知症になるリスクが66 %減
08 うつ病予防とプチうつ改善に劇的効果あり
・サウナは一種の刺激療法
09 免疫力が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる
・サウナに入る人が風邪にかかる率が約50%低かった
10 女性のほうがサウナの感受性が高く「ととのい」やすい
・幸せを感じ、ダイエットにもなる
11 塩サウナで肌がつるつるになる、本当の理由
12 サウナの照明は暗いほうがいい
第4章 目的別・こんな時にはこの入り方
01 眠気を飛ばしたい朝ウナは1〜2セット、眠りにつきたい夜サウナは3セット〜
02 時差ボケ解消は、寝たいかどうかで入り方が違う
03 徹夜明けこそサウナに入って深睡眠を
04 「プレゼン前」「とにかくクタクタ」「美容目的」などケース別の入り方
05 デスクワーク疲れにはサウナ室「マッサウジ」が効く
06 飲んだ翌朝、サウナに入っていいかは手の甲の血管で判定
07 久々に筋肉痛! アイシング→サウナで即回復
第5章 日常生活へのサウナの取り入れ方
01行きつけの「ホームサウナ」は、心身のコンディショニング効果を高める
02 最高に「ととのう」理想のサウナとは?
03 こんなサウナは危険である
04 行く時間がない? サウナで「打ち合わせ」「1次会」をすればいい
05 相手との関係性別・サウナデートの方法
06 ドーパミン中毒になる、サウナ依存症に注意
第6章 サウナドクターに聞くQ & A
01 サウナに入ってはいけない人、場合は?
02 血圧が高いがサウナに入りたい
03 サウナ初心者なので基本的なマナーを知りたい
04 毎日通うと出費が気になる
05暑い季節はどうやって入ればいい?
06 最近、ととのわなくなった気がする
07 サウナ後におすすめの食事は?
08 本当のところ、精子に影響はないのか?
09 自宅にサウナを作りたい
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
加藤容崇
(慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任助教・日本サウナ学会代表理事・通称サウナ教授)
群馬県富岡市出身。北海道大学医学部医学科を経て、同大学院(病理学分野専攻)で医学博士号取得(テーマは脳腫瘍)。北海道大学医学部特任助教として勤務したのち渡米。ハーバード大学医学部附属病院腫瘍センターにて膵臓癌研究に従事。
また、病理学、生理学にも詳しく、人間が健康で幸せに生きるためには、健康習慣による「予防」が最高の手段だと言うことに気づき、サウナをはじめとする世界中の健康習慣を最新の科学で解析することを第二の専門としている。サウナを科学し発信していく団体「日本サウナ学会」を友人医師、サウナ仲間と作り、代表理事として活動中。本書が初めての著書となる。
関連おすすめ(Amazonカスタマーレビューなどの評価値も参考)
「名医が実践する「疲れない」健康法 50歳からの疲労は自律神経が原因だった」2020/11/13 小林 弘幸 92点 [♯371]
「人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?」2019/11/11 本田 直之,松尾 大 88点 [♯187]