西洋医学は進歩しているのに、病気はなぜ増え続けるのか?
それは病気の結果(表面部分)しか見ないから。
西洋医学は病気の原因である「なぜ」にアプローチすることがとても苦手。
そうした疑問を抱えていた著者が病気や健康のことをとことん突き詰め、
たどりついたのが「現代の不自然な生活が病気の原因で、自然に沿った生活をすれば病気ににならない」というシンプルな考え方でした。
小児科医で微生物学者、ワクチン開発の経験まで持つ著者は、現在、栃木県で医師として診療を行いながら、農業などの自然に沿った暮らしを実践。
微生物を過剰に排除し、腸内細菌も減らし、環境に悪影響を及ぼす、現代生活の問題点を指摘し、微生物や腸内細菌などが私たちの健康にとっていかに大切なものかを詳しく解説する一冊です !
また、腸内細菌が喜ぶ基本の食事、私たちの体に不自然な食品、新型コロナとのつき合い方、
ワクチンについての考え方、原子力発電の問題などにも言及。
私たちの健康に何が大切かがよくわかり、今の生活を見直すヒントが見つかるはずです。
こんなあなたにオススメです
・健康情報に翻弄されている
・長年体調が思わしくない
・コロナ禍でメンタルが弱っている
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに
アトピーで湿疹が出るのは皮膚が正常に戻るために必要なこと
第1章 微生物は地球のすべての生き物に必要
・昔の人は微生物と共存することで丈夫な体を持っていた!
地球上の生物は地球が変化した植物のエネルギーで生きている
・自力でエネルギーを生み出せるのは植物だけ
第2章 ヒトの健康を左右する腸内細菌
・ 腸内細菌を良い状態にするには食事や生活を整えることが重要
・人に必要なあらゆる栄養素を腸内細菌がつくってくれる
第3章 腸内細菌が喜ぶ食事
・加工食品を食卓から減らし、本来の自然な食事に戻していこう
・食事は腹八分目に抑え、地産で旬の食材を丸ごと食べよう
・豆乳は植物毒(種子毒)を多く含むので、水のように大量に飲まないこと!
第4章 私たちの体に危険な不自然な食品
・遺伝子組み換え作物の承認が世界で最も多いのが日本
大豆の大半は遺伝子組み換え!
・今、食べている農産物は、生命力のない種が育った物!
第5章 新型コロナウイルスとどうつきあうか
・腸内細菌を元気にし免疫を上げることがリスク回避につながる!
・精度が高いはずのPCR検査だが、新型コロナでは問題が多い
・ワクチンは副作用を考慮するとすぐに全員に打つ必要はない
第6章 ワクチンについてよく考える
・ワクチンは必ず副作用があるが、長期の影響はほとんど研究されていない
・多くの医療従事者は、ワクチンについて詳しく知らない
・インフルエンザや肺炎の予防接種は必要ない
第7章 薬になるものとそうでないもの
・日本人の多くが知らない大麻の有用性!
2018年、全米で大麻の栽培が合法化された … 世界中で大麻解禁が急速に進んでいる
石油や原子力のかわりになる、地球環境にも優しいエネルギー
・大麻の医療効果は、中国の薬物書にも記載されています
第8章 地球環境を破壊する原発
・甲状腺がんおよび疑いのある子どもは、福島県だけで240人に上る!
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
本間真二郎
小児科医師。札幌医科大学医学部卒業、同大学附属病院、旭川赤十字病院などに勤務。2001年より米国・国立衛生研究所にてウイルス学の研究に携わる。帰国後、札幌医科大学新生児集中治療室室長に就任。2008年、七合診療所所長になり、地域医療に従事しながら、自然に沿った暮らしを実践。
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