「本来無一物 無一物中無尽蔵」を胸に、生きづらい世の中を、心が折れないように、やわらかく生きていきましょう。
すぐに役立つ、「禅的生き方」のヒントを紹介する一冊です!
臨済宗相国寺派第七代管長であり、金閣寺・銀閣寺の住職を務める有馬頼底氏から本物の禅が学べます。
「もっともっと」という気持ちを捨て、心穏やかに生きてみませんか。
・日常生活は執着心を捨てる修行
・お茶を飲むという日常の中に真実がある
・本来の美しさは、何もしないありのままの姿にある
・釈迦が最期に説いた「少欲知足」とは?
「もっとお金がほしい」「もっと出世したい」人間は生まれがらにして「欲」を持ち続けます。
しかし、その欲を追求しつづければ無間地獄にはまり、幸せが訪れることがありません。
こんなあなたにオススメです
・先行きが不安
・いつも穏やかでいたい
・平常心をとり戻したい
オススメ、共感を得たフレーズ
第一章 こだわらない、とらわれない ―― 〝執着心〟を捨てる練習
・こだわりを捨てれば、違った景色が見えてくる
第二章 飾らない生き方がいい ―― 〝足るを知る〟ことの練習
・経験しなければ本当のことはわからない
・合理化、 効率 化 を 意識 し て、 急い でばかり いる のでは なく、 ときには ゆったり と 無駄 な 時間 を たっぷり と 使っ て み ては どう でしょ う か。
第三章 「今日」をていねいに生きる ―― どんな日も〝最高の一日〟にする練習
・真の学びとは「日々の暮らし」の中にある
・「瞬間、 瞬間 を 大事 に する」 と いう より、「 これ が 最後 だ と 思う」 という 表現 の 方 が、 なんだか 胸 に 刺さっ て くる もの が ある
第四章 「捨てた」分だけラクになれる ―― すべての〝悩み〟から自由になる練習
・「これ で いい の だ」 と 思っ た 瞬間 から 堕落 が 始まる
・辛い 出来事 が、 あなた に 何 か「 かけがえ の ない もの」 を 気づか せ て くれ て いる の かも しれ ない
・掴むためには何かを失い、失っているときには何かを掴んでいる
第五章 何が起きても、大丈夫! ―― 気持ちをサッと切り替える練習
・「日々 是 好日」 には、 嬉しい こと の あっ た 日 も、 辛い 出来事 に 遭遇 し た 日 も、 すべて 最良 の 日
・今、 自分 が 執着 し て いる こと の「 愚か さ」 に気づく
第六章 幸せは「自分の足下」にある ――〝当たり前〟に気づく練習
・「目 の 前 に ある もの」 の 価値 に 気づく
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
有馬 頼底
1933年、東京生まれ。臨済宗相国寺派第七代管長。鹿苑寺(金閣寺)・慈照寺(銀閣寺)の住職も兼任。京都仏教会理事長。8歳で大分県日田市の岳林寺にて得度。1955年、京都相国寺の専門道場に入門、修行。現代日本の仏教界を代表する禅僧。久留米藩主の血筋を引く。
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