私たち消費者が食品を選ぶ際、まずはその商品名にひかれて購入することが多いはず。
商品名で飛びついていませんか?
野菜ジュースは「看板に偽りあり」だらけ!
“おかしなネーミング”にNO!
消費生活アドバイザー一期生として長年企業と消費者とのパイプ役として活躍してきた著者が、健康食品やサプリメントのネーミングの実態に迫る一冊です!
その一見、魅力的な商品名や広告が食品の実態とかけ離れていたら……。
身体によいとされる数々の栄養成分や効能を強調した食品が増え続けている今、私たちはパッと見の印象だけで商品を選択せず、原材料の表示にまで気を配る賢い消費者となる必要があります!
こんなあなたにオススメです
・健康食品を好んで買っている
・サプリを多用している
・ダイエット食品を試したことがある
オススメ、共感を得たフレーズ
序章 私がネーミングにこだわる理由
・原材料欄には、使っている原材料を重量の多い順に書くのが決まり
・ネーミングは野放し状態
第1章 野菜ジュースは「看板に偽りあり」だらけ
・「野菜一日これ一本」、「1日分の野菜」、「充実野菜」…
第2章 「青汁」を名乗っていながら、主役は…
・一番の問題は青汁の定義や基準がないこと
第3章 食材名を名乗っているサプリ、中身は…
・「黒酢サプリ」、「にんにく卵黄」…
第4章 “効果抜群”をうたうダイエットサプリ
・目にあまる虚偽誇大広告 … ダイエット効果の裏付けデータなし
第5章 ダイエット効果がありそうな紛らわしい食品
・「はちみつ黒酢ダイエット」
第6章 栄養機能食品なのにこんなネーミングが
第7章 ミネラルウォーターの『天然水』は意味がある?
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
若村 育子
消費生活アドバイザー。栃木県生まれ。1962年、お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業。以来、50年余りにわたって企業と消費者のパイプ役として活躍。新聞、雑誌への原稿執筆、企業の商品開発や情報作りへの協力、消費者啓発に関する講演などをはじめ、生活者の立場からの商品研究・調査も手掛けた。消費生活アドバイザー1期生として、この分野の草分け的存在。ホームエコノミスト集団“グループL”も主宰していた。
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