50超のメディアで紹介され、「肺炎」と「誤嚥」のつながりを広めた『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』
待望の第2弾の「食事編」の一冊です!
待望の第2弾の「食事編」の一冊です!
2011年、「肺炎」は脳疾患を抜き、日本人の“死亡原因の第3位”になりました。
その多くは「誤嚥」(ごえん/食べ物を誤って飲み込むこと)がきっかけで誤嚥性肺炎になっています。
誤嚥性肺炎にならない人は何をどう食べているのか?
何歳までもムセずに食べる「魔法のコツ」が理解できます!
のどが衰えてしまい、よくムセたり、せきこんだりする人は誤嚥性肺炎の予備軍ともいわれているのです。
本書では『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』で「のどの筋トレ」を教えてくれた名医が、こんどは隠れ誤嚥を防ぐための「食トレ」の方法が解説されています!
【 ご飯に卵をかけて食べる 】
【 野菜はポテトサラダと一緒に食べる 】
【 グラスや食器は口の広いものにする 】
こんなあなたにオススメです
・食べる時にいつもむせている
・気管支が弱い
・最近むせることが増えてきた
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 あなたの寿命を縮める「無自覚の誤嚥」とは
・「野菜炒め」がなぜ悪い!? 何気ない食習慣にひそむリスク
・うっかり風邪と間違える? 50代から始まる「無自覚の誤嚥」とは
第2章 日常に潜む「7つの誤嚥リスク」
・「いつもの食べ方」がじつは要注意! 誤嚥リスクの高い「7大キーワード」とは
・誤嚥キーワード1 ”離水”―えっ!?「プチトマト丸ごと」は避けるべき食べ方だった!?
・”定年”… 飲み込む力は「全身の体力」や「しゃべる機会」と相関関係にあります
第3章 誤嚥がいやなら、ご飯に卵をかけなさい
・とろみ付けのひと工夫は「NG」を「OK」へ変身させる魔法
・誤嚥と低栄養を撃退するスーパーフードこそ「卵かけごはん」
第4章 長生きできる食事は「ここ」で差がつく!
・「ちょいトロ3兄弟」を使った超カンタンごはん10
第5章 「おいしく食べる生涯」は自分でつくる
・食べることは、生きること。「口から食べる」が脳と体を輝かせる
・どうして欧米には「寝たきり老人」がいないのか
⇒欧米では自立を促し早期退院を目指すのに対して、日本は過保護すぎる対応で体が弱ってしまい長期入院につながっています
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
西山耕一郎
1957年福島県生まれ、横浜育ち。北里大学医学部卒業。医学博士。病棟医時代に「術後の誤嚥性肺炎の危険性」を経験したことをきっかけに、嚥下治療を専門分野にして、それらの人命を救おうと決意。30年間で約1万人の嚥下治療患者の診療を行う(耳鼻咽喉科・頭頸部外科としては約30万人を診療)。
現在、医療法人西山耳鼻咽喉科医院理事長(横浜市南区)。東海大学医学部客員教授、藤田医科大学客員教授。2004年に先代から継承して横浜で開業、地域に根付いた診療を続ける。「嚥下障害を専門的に治療できる名医」として、遠方から受診に訪れる患者も多い。
『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』がベストセラーとなり、「誤嚥性肺炎」という言葉が社会に広まる発端となる。
「肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい」2017/5/18 西山耕一郎 92点 [♯227]
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「医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる」2019/12/3 藤川 徳美 90点 [♯182]
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