病気にならない、そしてなってしまった場合でも、自分の力で治せる「強い体」をつくるためのシンプルだけれど、
効果抜群の方法が掲載された一冊です!
すぐ疲れる、イライラする、だるい、冷え性やむくみがつらい――
こんな「プチ不調」をかかえてはいませんか?
本書では、「強い体」をつくるために、「何を食べ、何を食べてはいけないのか」について書かれています。
本書でいう、「強い体」とは、
・第一に、症状が現れない強い体
・第二に、必要なときには、きちんと症状を出し、回復する強い体 のことです。
そして、「強い体」をつくるために食べるべきものは、人によってまったく違います。
自分にとって、必要なのは、
・出す(解毒)=農耕民族型の食事
・入れる(栄養補充)=狩猟民族型の食事
のどちらかが簡単にわかる、チェックリストもついています。
こんなあなたにオススメです
・すぐ疲れる
・イライラする
・だるい
・冷え性やむくみがつらい
オススメ、共感を得たフレーズ
Prologue そもそも「病気」「健康」とは何か?
・「何のために生きるのか」という人生のビジョンがある人ほど、健康になりやすい
・より充実した人生を送る一つの手段が健康である
・本当の予防医学は「強い体」をつくること
・「症状」を悪いものだと思わない…
痛みを通じて体の不具合を癒そうとしている=自然治癒力
Chapter1 「強い体」は食生活からつくられる―― あなたは、「農耕民族型」?「狩猟民族型」?
・食の原理原則
①悪いものを避ける ②良いものを入れる ③ちゃんと出す
・「肉を食べると」ではなく「質の悪い肉を食べると」病気になる
Chapter2 これだけは食べてはいけない!
・白いものが体を蝕む… 砂糖、米、パン…
・農薬、化学肥料… 「大きくてきれいな野菜」のリスク
日本の農薬使用量は世界1、2を争うレベル
・「自然界にないのもの」はなるべく食べない
体に入る毒を極力少なくする
・解毒作用のある食材を知っておこう
玄米、梅干し、たくあん、ぬか漬け、納豆、根菜類、はと麦、パクチー、レモン、ごま
・肉と魚は「自然に育ったもの」… グラスフェッド、平飼い、自然飼料、ジビエ
Chapter3 病気にならない「病院」「医療」との付き合い方
・「病院」を利用する、「医療」はうまく使う
「医師の言うことが絶対」ではなく、基本的には体本来の自然治癒力を信じつつ、必要なときに、必要なだけ、医師の力を借りるというスタンスを持ってほしい
・健康診断で不健康になる日本人… 病院依存マインドは日本人だけ
Epilogue 一生ものの健康は、自分次第
・「症状が出ている」原因を見極める
・自分で調べ、考えることが一番大事
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
内海 聡
1974年兵庫県生まれ。筑波大学医学専門学群卒業後、東京女子医科大学附属東洋医学研究所研究員、東京警察病院消化器内科、牛久愛和総合病院内科・漢方科勤務を経て、牛久東洋医学クリニックを開業。2016年現在、断薬を主軸としたTokyo DD Clinic院長、NPO法人薬害研究センター理事長をつとめる。
Facebook人気ユーザーランキングで「7位」(2016年8月時点)の、今もっとも注目されている医師である。
ベスト・ロングセラーとなった『1日3食をやめなさい! 』『その「油」をかえなさい! 』(あさ出版)ほか、著書多数。
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