「がんになって、止めたこと、やったこと」2016/5/12 野中 秀訓 96点 [♯212]

余命12か月宣告… 

 

大腸がんステージ4からわずか328日で劇的に「寛解」したがん生還者が実践した7つの習慣をまとめた一冊です!
 

 

NHK番組に「死を前にして人は何を思うのだろう?」をテーマに出演した著者・野中秀訓氏の良書です
2014年6月 ガン発覚。
 

46歳、サラリーマンを辞めて独立後9年。
 

紆余曲折を経て、会社も軌道に乗り始め、事務所を移転した矢先に突然の腹痛・・・

 

大腸がん、さらには肝臓、ウィルヒョーリンパ節、大動脈リンパ節転移も見つかり「ステージ4」と告知され余命12か月宣告を受ける。
   

 

 

 

それからわずか328日で劇的に「寛解」したがん生還者(サバイバー)が実践したのは、遺伝子のスイッチを切り替えるための生活習慣の根本的な改善すなわち超シンプルな「7つの習慣」だった。

  

 

 

(本書医療監修:斎藤糧三医師コメントより)

 

「がんは生活習慣病です」
 

「がんや心臓病、脳卒中といった慢性疾患の発症に遺伝子が関与する割合はわずか5~10%に過ぎない」

 投薬などだけで治そうとするのは欺瞞です

 

自分でがんになった責任は、自分でとらなければならないのです 

 

 

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・がん告知を受けた

・生活習慣病と診断されている

・アンチエイジング、美容が気になる

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

第1章 生活を見直すことで、がんが治った!

 

・がんという生活習慣病… 生活習慣を見直せばがんは治る

 「病院では治せない」とはっきり言われたので、自分なりに勉強し続けてたどりついた方法論   

 

 

 

・抗がん剤の効果が期待できる20%の意味… 

 4週間だけ100人中20人効果があらわれる可能性がある

医師本人が抗がん剤治療を選択しないのはよく理解できます

 

 

・「治療法」は自分で探すしかない

 生活習慣の見直しと、メンタルの持ち方がとても重要 

 

 

自分がなぜがんになったのか、とさかのぼって原因を考え、その原因を取り除き、生活習慣を改善することが大切です

⇒がんの本質、核心に迫る言葉です! 

 
 
 
 

第2章 がんになる「7つの習慣」

ストレス
 
暴飲暴食 …量の問題
 
食に無頓着 …質の問題
 
④過度な運動
 
⑤休みのない生活
 
自律神経の乱れ
 
⑦予兆の見逃し
・がんになった原因探し 
 
・ストレスという大敵
 
 
 
 
 

第3章 がんを治すために改善した「7つの習慣」

①食事改善
 
②早寝の習慣化… 夜10時に就寝、5時には自然に目が覚める
  
③解毒…
 ・絶食で身体をリセットする、禁酒も解毒につながる
 ・温熱療法、サウナや岩盤浴も利用 
④ハーブ&生薬
 
⑤ヨガ&鍼&マッサージ… 「心を鎮めること」の大切さ
⑥思考回路(ストレス)の改善… 「生への執着」が生み出す力
 
 
⑦生活環境の見直し
 
 

第4章 寛解への道。そして、これから…

 

・告知後最初の検査の意味
 
・寛解と再発の可能性
 偶然でがんになることはありません。原因はどこかにあるはず! 
 
 
 
 
 
 

第5章 総括!がんになった場合の「7つの指針」

 
①セカンドオピニオンを見つける 
 
なぜ、がんになったかを考える
 
思考回路(ストレス)を改善する
 
④解毒
 
食事改善
 
⑥プラスアルファの治療を考える(温熱療法、生薬…)
 
 
⑦生活環境を見直す

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :5.0

  ■読みやすさ  :5.0

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:5.0

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

著者

野中 秀訓(のなかひでのり)

1968年2月1日 栃木県に誕生。1988年 国立高専を卒業し精密機器メーカー入社。1993年 韓国現地法人拠点長として渡韓10年間駐在。2005年 精密機器メーカーを退社し起業。2012年 アンチエイジングのスペシャリティ成分を扱う「アンチエイジング株式会社」設立
2014年6月 ガン発覚。46歳、サラリーマンマンを辞めて独立後9年。紆余曲折を経て、会社が軌道に乗り始め、事務所を移転した矢先に突然の腹痛が発端で「大腸ガンステージ4」を告知される。同時に肝臓、ウィルヒョーリンパ節、大動脈リンパ節転移。余命12ヶ月宣告を受けるも約1年で寛解。

ブログ「癌になって、止めたこと、やったこと」が話題に。同時期にSTORYS.JPでも「ちょうど1年前に余命12か月宣告を受けた話」を連載。NHKEテレにて『オン・マイ・ウェイ』に「死を前にして人は何を思うのだろう?」をテーマに出演。

 

 

 

関連おすすめAmazonカスタマーレビューなどの高評価からも厳選)

 

 

「大学教授がガンになってわかったこと」2014/3/28 山口 仲美 94点 [♯195] 

 

 

「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」2017/3/9 神尾 哲男 92点 [♯184] 

 

 

「医者に頼らなくてもがんは消える~内科医の私ががんにかかったときに実践する根本療法」2017/7/15 内海 聡 95点 [♯183] 

 

 

「薬剤師は抗がん剤を使わない」2016/12/23 宇多川久美子 93点 [♯155] 

 

 

「ガンは食事で治す」2018/11/23 森下 敬一  94点 [♯50] 

 

 

「がんが自然に治る生き方」2014/11/13 ケリー・ターナー  96点 [♯41] 

 

 

「家族のケアでがんは消える 患者を生還に導く48の智恵」2015/1/1  野本篤志  95点 [♯34] 

 

 

「ガンとわかったら読む本」2018/6/16  佐藤 典宏 96点 [♯33] 

 

 

「医者が教える 「がん」にならない 30の習慣」2019/6/27 近藤誠 97点 [♯10]

 

 

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA