こんなあなたにオススメです
・家族、友人ががんにかかっている
・がんの治療で悩んでいる
・がんの再発を恐れている
オススメ、共感を得たフレーズ
まえがき
・日本の医療の問題点… 医者と患者の関係が、欧米のように対等でない
・治療法はすべて一長一短があり、患者が「自己責任で選択」しなければならない
・「がん医療無法国家」の日本… 治療効果の過大評価を招く報道が多く、定義があいまいなまま「名医」という肩書がひとり歩きしている
⇒テレ朝の「ドクターX」のような番組の演出も気になります
・大事なの、患者自身の「自己責任」での治療法選択の重要性の自覚と「生き切る」ための強い思いでしょう
第1章 がん告知に我を失わないために
第2章 「手術のやり過ぎ」は百害あって一利なし
第3章 効かない抗がん剤と放射線の真実
第4章 民間療法やメディアを信じるのは大損
第5章 安らかな死を迎える人がしていること
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
小野寺 時夫
日の出ヶ丘病院ホスピス医兼ホスピスコーディネーター。1930年岩手県県生まれ。東北大学医学部大学院卒業。東北大学第2外科専任講師、コロラド大学で肝臓移植に従事ののち、都立駒込病院(現がん・感染症センター都立駒込病院)副院長、都立府中病院(現都立多摩総合医療センター)院長を務め、現在はホスピス医として緩和ケアに携わる。外科医時代を含めて5000人のがん患者に接し、3000人の末期がん患者を看取ってきた。
主な著書に、『がんと闘わない生き方』(PHP研究所)、『がんのウソと真実 医者が言いたくて、言えなかったこと』(中公新書ラクレ)、『人は死ぬとき何を後悔するのか 2500人を看取った医師が知る「間際の心」』(宝島社新書)、近藤誠氏ほかとの共著『「がん治療」のウソ』(宝島社新書)などがある。
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