「医者が教える 正しい 病院のかかり方」2019/11/28 山本 健人 88点 [♯177]

正しい医療情報をわかりやすく発信することで多くの人から信頼される現役外科医けいゆう先生が解説する、風邪からガンまで、命を守る60の選択。

 

不安でググる前に読む医者と病院のトリセツの一冊!! 

 

 

 

 

世の中には様々な医療情報があふれていますが、その中身は玉石混淆。

 

命の危機につながる間違った情報も少なくありません。

 

 

そして病院に行ったら行ったで、何時間も待って診療は数分医者に聞きたいことがあっても聞けない、説明されても意味が分からない等々、患者側の悩みは尽きません。

 

私たちはどうしたらベストな治療を受け、命を守ることができるのでしょうか。

 

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・ベストな治療を受けたい

・医者に聞きたいことが聞けない

・健康、医療情報の何が正しいのかわからない

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

第一章 病院に行く前に

 

・病院に行くときお薬手帳を持参するのはなぜか… お薬手帳がない時は、薬をすべて持参する

 

・病院に行く前に準備しておくことは… 既往歴

 

・クリニックと病院、どっちに行くのがいいか… 初診はクリニックへ

 

病院に行く前にネットで検索してもいいか… 上位表示が信頼性の高い情報とは限らない!

 

第二章 医者との関係に悩んだら
 

・何も薬を処方してくれない医師はヤブか

 「何もせずに様子をみる」ということは、医学的にはとても重要な医療行為

薬信仰の強い日本人患者の意識改革が必要です!

 

 

第三章がんについて知っておくべきこと
 

・病院はどうやって選べばいいか
・がんになったらどんな治療を選べばいいか
・がんは切るべきか切らざるべきか
 

がんは予防できるのか

 生活習慣の改善などで自ら意識して発症リスクを下げられるものとそうでないものがある

 

  
人間ドックか自治体の検診、どちらを受けるのがいいか

 「見つける必要のない病気を見つけてしまう」という問題、過剰診断のデメリット

 結果的に不必要な検査や治療を受けるリスクがある 

 

 

第四章 いざというとき
 

・救急外来に行くと救急専門の医者に診てもらえるか

救急外来で研修医に診られた! 大丈夫なのか… 各科の医師の持ち回り、研修医が多いのが実状

 

 

第五章 薬の知識
 

・生活習慣病の薬は一度飲み始めるとやめられないのか

 生活習慣の改善によって、薬をやめられることがある

   

 

第六章 知っておきたい家庭の医学
 

・病院で処方される風邪薬の方が市販薬より効くか

・点滴は風邪に効くか

・抗生物質で風邪は治るか

 風邪は「自分の力で治す」のが正解!

  

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :4.5

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

著者

山本 健人

2010年京都大学医学部医学科卒業。神戸市立医療センター中央市民病院初期研修医、外科専攻医、田附興風会医学研究所北野病院消化器外科を経て、現在、京都大学大学院医学研究科博士課程在籍。専門は消化管外科。外科専門医、消化器病専門医、消化器外科専門医、感染症専門医、がん治療認定医など。

「医師と患者の垣根をなくしたい」をモットーに、「外科医けいゆう」のペンネームで17年に医療情報サイト「外科医の視点」を開設時事メディカル、看護roo!、ケアネットなどのウェブメディアで連載。Yahoo!ニュース個人オーサー。Twitter、Facebook、Instagramでも情報発信。各地で一般向けボランティア講演なども精力的に行っている。著書に『もう迷わない! 外科医けいゆう先生が贈る初期研修の知恵』(シービーアール)がある。

 

 

 

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