「高血圧はただの加齢現象」は世界の常識！
世界規準に照らせば、「年齢+90」以下では、医療も薬も不要であると医薬業界の”真実”を暴き、驚愕の事実を明らかにしてくれる一冊です！
いちいち薬で下げていたら、体や頭がおかしくなるのは当たり前だ。
日本人の高血圧患者の90%は、本来、高血圧でもないし、下げる必要もない。
そもそも現行の日本の健診基準値130には何の根拠もなく、日本だけが極端に厳しい基準値で、1500万人以上の高血圧患者を作り出しているのである。
そもそも高血圧とは何なのか? という素朴な疑問から、これまで製薬会社の影響下で策定されてきた基準値や治療ガイドラインの歴史。
大規模な追跡調査で示された
「降圧剤を飲むと死亡率が5倍に、脳梗塞の発症率が2倍に」「薬で血圧を20以上、下げると危険が高まる」など、血圧と薬をめぐる驚くべき事実まで。
これまでの血圧の常識が完全にくつがえる最新の知見を68のQ&A方式でやさしく解説しています！
こんなあなたにオススメです
・長年降圧剤を服用している
・血圧は「年齢+90」以下だけど降圧剤を服用している
・降圧剤以外の薬も服用している
オススメ、共感を得たフレーズ
第１章 高血圧のはじまり
・そもそも高血圧は「つくられた病気」だった！
基準を下げて患者を増やした歴史がある…
降圧剤が高齢者を獲物にした製薬会社の利益の中心
・高血圧の基準を決めるのは、欧米では政府の委員会なのに、日本は利益相反のある”利益集団”の日本高血圧学会
第２章 薬を売るために高血圧がつくられた！
・降圧剤は、製薬企業にとって疾患別ではトップの売り上げ… まさに”ドル箱”
第３章 降圧剤は効くのか？その問題点は？―降圧剤の仕組みとリスク
・他の薬剤に比べても副作用が多い
第４章 高血圧マフィアと治療ガイドライン
―ＥＵの罰則、内部告発、日米のねつ造事件…
・欧米では政府が医療水準向上のために始めたが、日本では臨床学会が「勝手に」ガイドラインを作っています
第５章 欧米の高血圧基準値はなぜ破壊的改革が行われたか！？
―２０１４年４月の人間ドック学会の新規準をめぐる騒動と既存勢力の巻き返し
・国民がもっと声をあげるためには「医療消費者」の意識を持ち、もっと勉強して発言すること
⇒マスコミの洗脳に気づき、健康リテラシーをあげて、自分のカラダは自分で守ることが大事です！
第６章 そもそも高血圧とは― 血圧の規準は年齢別であるべき
・日本の健診システムの問題は、国民の健康不安を増長し、医療費を激増させたこと
・厚労省は口では「医療費を下げる」といってはいますが、実は医療費が下がって一番困るのは、ほかならぬ厚労省なのです！
⇒厚労省、医薬業界などの巨大な”既得権益をぶっ壊す”ことが、医療費削減のショートカットです！
第７章 これから高血圧とどうつきあうか
―食、よい油、血糖値と糖質との関係
降圧剤をやめても大丈夫か？
この本の評価
■内容 ：５．０
■読みやすさ ：４．５
■実践しやすさ ：４．５
■健康リテラシー：４．５
■総合 ：４．５
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました！
著者
大櫛陽一(おおぐし よういち)
1971 年大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、88年より東海大学医学部教授。2012 年より、東海大学名誉教授、大櫛医学情報研究所所長。
著書に「検査値と病気 間違いだらけの診断基準」(太田出版)「メタボの罠」(角川SSC 新書)「コレステロールと中性脂肪で薬は飲むな」(祥伝社新書)「100 歳まで長生きできるコレステロール革命」(永岡書店)、「血圧147 で薬は飲むな」(小学館)「高血圧のほとんどは薬はいらない!50歳・男性で155 は正常値」 (角川SSC 新書)などがある。
関連おすすめ（Amazonカスタマーレビューなどの高評価からも厳選）
「やっぱり高血圧はほっとくのが一番」2019/5/22 松本 光正 95点 2冊目
「薬に頼らず血圧を下げる方法」2017/2/18 加藤雅俊 89点 53冊目
「薬に頼らずコレステロール・中性脂肪を下げる方法」2018/9/28 長島寿恵 92点 103冊目
「薬に頼らない! 自然治癒力を高める本」2019/10/26 宮本知明 89点 [♯154]
「薬剤師の本音」2019/2/27 宇多川久美子 92点 11冊目
「その「1錠」が脳をダメにする」2016/4/6 宇多川 久美子 93点 [♯147]
