多くの病人の自然治癒力を高め健康に導いてきた「生き方としてのマクロビオティック」を約70年間にわたり実践、指導してきた著者による「病を遠ざける。生命力を高める。」10年ぶりの書下ろしの良書の紹介です。
以下カバー帯からの抜粋です
いつも時代にも決して変わることのない、健康と人生の真髄。
癌、アトピー性皮膚炎、不妊症……西洋医学では「治らない」と言われた方が、自力で治るお姿を沢山見てまいりました。
誰の体にも、自らの病を自ら癒す力が備わっているのです。
その力をいかにして発揮させれば良いのか。
私の約70年間にわたる「穀菜食」の実践から、今どうしてもお伝えしたいことを本書に綴りました。
どうか一人でも多くの方が拙著をきっかけにして自らのこころと体と向き合い、より明るく健康で幸福な人生を歩み出してくださいますように。 —- 大森一慧
こんなあなたにオススメです
・がん、アトピー性皮膚炎、不妊症の方
・疲れやすく、体調が思わしくない
・体調が悪い家族がいる
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに
・”食”には企業の思惑や業界による情報操作もあります
・年々皆さんの健康が脅かされている
第1章 私の元に駆け込んできた方々との思い出
・食を変えるだけで不調は変わる
・アトピー性皮膚炎の男の子のかゆみが治まった
何より胃腸を休ませることが重要
⇒1週間の断食道場で重症のアトピーが、ずいぶん良くなった方がいました
・不妊の場合、夫婦共に食事のバランスが悪い可能性が高い
・がんへの対応は長い期間が必要です
なぜなら、がんは10年程度の期間をかけて増えてきたもの
第2章 知識や頭だけで判断することの愚かさ なぜ正しい食物・食べ方がわからなくなったのか
・”玄米さえ食べていれば大丈夫”は危険
・日本人の発明といえる漬物、梅干しに多種多様な添加物が使われていることには、本当に驚き、残念な気持ちです
・生命を持たない食は、命の糧にならない
・無添加、無農薬にこだわるべき理由があります
⇒農家さんの自宅用の無農薬野菜、〇〇パンの社長は自社のパンを食べない… は有名ですね
第3章 陰と陽の法則を知ればすべてが解決するすべてのもの、人、現象は、陰陽の法則にのっとっている
・穀菜食の基本は、1日2食
第4章 こころと体に効く自然治癒力とは何か
・何を食べるかではなく、何をやめるか
・造血には腸が大きな役割を果たしている
⇒多くの有識者が言っている”腸は第二の脳”ですね
第5章 伝統食が教えてくれること
・身土不二の原則から、季節季節の食物を食べます
・梅干しには、日本人の知恵と陰陽の法則が詰まっています
・朝のみそ汁は、時代の最先端
第6章 食べることは生きること
・私と夫が長年病気の指導をしてきた中で、よくわかったことが一つあります。それは「腸が健康でなければ、その人は健康ではない」ということ
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
大森一慧(おおもり・かずえ)
1933年、静岡県生まれ。純正穀物菜食料理研究家、栄養士。
食養医学に携わる夫・大森英櫻とともに、陰陽の法則に基づく食生活を61年間実践。
こころと体のバランスを取り戻す食事法と手当て法をひとりでも多くの人に知ってもらいたい一心で穀物菜食料理の学校「一慧のクッキング」を開校、長年校長を務めた。
2018年、「一慧のクッキング」校長を辞任、次世代に託し、本書を執筆。陰陽に基づいた玄米菜食料理のおいしさと手当ての的確な判断には定評がある。
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