アレルギー、発達障害、肥満・糖尿、ADHD・自閉症と診断されても落ち込まないで。
薬だけにたよらず食事と生活環境を変えていくだけでも症状が落ち着くのです。
こんなあなたにオススメです
・若いおかあさん、おとうさん
・学校教育に携わっている
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに
・残念ながら今の医学部では、栄養学がないがしろにされています
一方栄養学の専門家であるはずの栄養士も間違った栄養学を教えられています
序章 間違いだらけだった「ベストセラー育児書」
・世界的なベストセラーが植えつけた“間違った育児”… 粉ミルク、牛乳を推奨
・“常識”を信じたままだと危ない
⇒特にマスコミ情報の”常識”には注意が必要ですね
・給食の牛乳をやめた学校では不登校もアトピーも減っている… 新潟県三条市
・病気の“本質”を見落としている今の医療
原因と結果の法則は、医療にもあてはまる…
⇒対症療法ではなく、原因を解決することが大事
・子どものときからの食生活が、“病気大国”日本を変える
第1章 子どもの年齢によって適した食事がある
・胎児の食事―お母さんは何を食べたらよいか
おかあさんのファストフードは赤ちゃんの万病の元
・赤ちゃんの食事―最適な食事は何といっても母乳
・三歳からの食事―子どもの食物とエネルギー代謝
・一五歳からの食事―身体の基盤をつくる
生活習慣病は15歳までにつくられている
第2章 こんな子どもの病気の原因に食べ物があった
・異常な行動をする子どもたち―ある種の食べ物(小麦、牛乳、パン…)や薬(抗生剤、ワクチン…)が「発達障害」「アレルギー疾患」の子を増やす
・重金属と添加物は子どもに深刻な害を与える―ワクチン、歯科金属(アマルガム)、加工食品は危険な物質
・糖と肥満と反応性低血糖症―ジャンクフードと高GI・高糖化食品の怖さ
第3章 アレルギーは食養生で治す
・アレルギーの原因となるものを除去する
・遅延型アレルギー(特に多いのが「卵」「牛乳」)は腸を元気にすれば改善する
第4章 免疫力を高める腸内細菌と酵素
・腸―栄養吸収や免疫を左右する最も重要な臓器… 免疫の80%が腸に存在
・免疫―人体を守るスーパー・システム
・酵素―体内に二万種類あって猛スピードで働く
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.0
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
マスコミなどで氾濫している健康情報に惑わされない健康リテラシーを高める一助になることを目指し、本ブログを立ち上げました。
おわりにあった、「本当に健康な子どもに育てたいのなら、医師、栄養士、社会環境などにまかせることなく、食事と病気、健康について、親がきちんと正しい情報を持たなければいけません」と極めて的確なコメントに強く共感を得ました。
核家族化が当たり前になり、さらに働きながらの育児が大多数派となっている現代において、育児にかける時間も短くなっています。
そんな若いおかあさんの悩みについても本ブログで応援していきます!
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
内山葉子[ウチヤマヨウコ]
関西医科大学卒業。大学病院・総合病院で腎臓内科・循環器・内分泌を専門に臨床・研究を行った後、福岡県北九州市で葉子クリニックを開設。現在、同クリニック院長。医学博士、総合内科専門医、腎臓内科専門医、ホメオパシー専門医。全人的な医療に基づき、自然医療や漢方・機能性食品などの補完・代替医療と西洋医学、こころのケアなどを統合的に行い、さまざまな分野の難治性の疾患の診療を日々行っている。
関連おすすめ(Amazonカスタマーレビューなどの高評価からも厳選)
パンは腸と脳をこわす。牛乳は骨と血管を弱くする| パンと牛乳は今すぐやめなさい! 2017/9/16 内山 葉子 91点 54冊目
今の医療や薬が認知症をつくっている| 「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 2015/1/16 デイビッド パールマター他 91点 56冊目
牛乳はあらゆる病気の要因になる| 病気にならない暮らし事典-自然派医師が実践する76の工夫 2016/11/16 本間真二郎 96点 49冊目