糖尿病から透析になる人、眼底出血を起こして失明をする人、手足に壊死を起こす人、こちらも年々増加するいっぽうです。
最初は健康診断で「血糖値がひっかかった…」。それが、あっという間に、インスリンの自己注射をすることに…
つまり「一般的な従来治療では糖尿病はよくならない」ということに気が付かざるを得ません。
こんなあなたにオススメです
・血糖値に悩んでいる
・家族に糖尿病予備軍がいる
・疲れやすい
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 糖尿病は糖質制限で良くなる
・大病院から逃げてくる患者さんたち
・「常識的な治療」で糖尿病予備軍2000万人
現在、糖尿病患者は国内で316万6000人、―― 日本人の6人に1人が血糖値に問題を抱えているという異常事態になっています。
・「食事バランス」に根拠なし… 炭水化物が6割?
・インスリンの自己注射で最も恐ろしいのが、「低血糖」
・インスリンの3大慢性リスク「肥満」「認知症」「がん」… 医療関係者ですら知らないことがほとんど
・脂質自体は血糖値を上げず、肥満の原因にならない
・糖質をなかなか止められない人は、「糖質依存症」という病気の可能性がある
鉄不足が糖質依存を発生させる
第2章 糖質が体をむしばむ
・糖尿病の主原因は、ズバリ、糖質
・糖質で慢性疲労、膠原病、歯周病、虫歯、動脈硬化になる
・糖質で認知症、がんのリスクがあがる… 認知症になると「糖質を求める」ようになる
⇒ からだを蝕む糖質の恐ろしさが理解できます
第3章 糖質制限で体が変わる
・疲れにくくなり、パフォーマンスがあがる訳
・「内服薬ゼロ」という状態こそが、本当に健康的な状態。元来、医師はその状態を目指すべき
⇒ そういう医師が激増することを切に願っています!
理解している医師は増えているはず(願望含め)ですが、なんせ”薬信者”がほとんどの日本では、薬を出さないとヤブ医者呼ばわりする患者の現状を変えていくことがなにより大切ですね!
・血糖値が下がる、やせる、血圧が下がる、脳がクリアになる
・認知症の予防、進行の抑制ができる
・がんのリスクが減る、妊娠しやすくなる、頭痛が改善する
⇒以上 糖質制限の効果は素晴らしいの一言です!
第4章 薬に頼らず血糖値を下げる18のコツ
・糖質を減らす前に、鉄とタンパク質を足す
・タンパク質を主食にする…
最も広くお勧めできるのが卵、次に肉(鶏、豚、牛)、魚… ただし、飼育法には注意(ホルモン剤、抗生物質)
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
世界で最も権威ある医学雑誌『ランセット』は、2017年に「炭水化物(糖質)の摂取増加で死亡リスクが上昇する」
という論文を発表しました。
アメリカの糖尿病学会は、2013年のガイドラインで糖質制限食を糖尿病治療の選択肢の一つとして認めました。
海外の方針変更、論文等により、やむなく日本も動き出すといういつもの流れですね。
「糖質制限は一過性の健康ブームではなく、ただのダイエット法でもなく、現代の中でヒト本来の健康を取り戻すための方法なのです」と語る水野医師。
著者が自らの体で体験し、インスリンに頼らない食事療法中心の治療を始めて5年。
最新の栄養学から練り上げた水野式糖質制限治療「タンパク脂質食」のそのノウハウと驚きの結果の全貌が、本書で理解できます。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
水野雅登
医療法人社団友愛会 友愛病院医師/日本糖質制限医療推進協会提携医
2003年杏林大学医学部医学科を卒業後、同大学病院の高齢医学科に所属。
両親とも糖尿病家系だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。97単位に及ぶインスリンの自己注射を不要とするなど、2型糖尿病患者の脱インスリン率100%という実績を打ち出す。
糖質制限やインスリンを使わない治療法などの情報をブログやFacebook、講演会などで精力的に発信。関東一円をはじめ全国から外来患者が訪れている。
関連おすすめ(Amazonなどのカスタマーレビュー高評価から厳選)
高血圧を治すには| 薬に頼らず血圧を下げる方法 2017/2/18 加藤雅俊 89点 53冊目
やせたい| 内臓脂肪がストンと落ちる食事術 2019/5/9 江部康二 ★★★★★93 16冊目
ダイエットしたい| 50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド 2019/4/12 池谷 敏郎 ★★★★89 8冊目
1件のコメント