脳科学専門医の著者がすすめる「あなたの頭とからだをリフレッシュさせる、脱「サラダ油」生活」本の紹介です。
家族の健康のために、今日からサラダ油を捨てて、脳とからだににいい健康油に変え、その健康油を活用した食卓を彩る簡単レシピも掲載されています。
こんなあなたにオススメです
・体調がよくない
・サラダ油をからだによいと思って使っている
・サラダ油に変わる「健康油」を知りたい
オススメ、共感を得たフレーズ
・市販食品の原材料表示を見てください。「植物油脂」と書かれていたら、それはサラダ油が入っている証拠です
(「植物油脂」とはサラダ油でできています)。
・サラダ油は万病の元。
認知症、うつ病、花粉症、アトピー性皮膚炎、湿疹、ガン、動脈硬化…… その不調や病気、「サラダ油」が原因かもしれません。
・脳の60%はあぶらでできています。また、人体を形づくる60兆個の細胞をつくる材料も、あぶらです。
つまり、どんな油を摂っているかによって、脳や体が正しく機能するか、そうでないかが決定づけられるのです。
・朝は食パンにマーガリン、昼はコンビニ弁当、おやつにはスナック菓子…… そんな食生活を続けていたら、脳の神経細胞を死に至らしめる「毒」を大量に食べてしまうことになります。
⇒外食で「植物油脂(サラダ油)」をゼロにすることは、おそらく不可能ですので、まずはできることから減らしていくことがポイントですね。
Part1 サラダ油がからだに悪いって本当
・サラダ油に含まれるリノール酸の過剰摂取こそが、アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギー症状の原因のひとつ
・リノール酸の過熱からできる毒素「ヒドロ」が、アルツハイマー病を引き起こす真犯人
・製造工程で既に加熱処理されているので、家庭で加熱すると、二重に毒を取り入れることになる
Part2 知ると食べられなくなる「隠れ油」食品
・コーヒーフレッシュは、コーヒーにサラダ油を入れているようなもの
・血液をドロドロにし、肥満の原因になるマーガリン(トランス脂肪酸)
・ネギトロにすら、ヒドロ、トランス脂肪酸が含まれている
Part3 サラダ油から「健康油」に切り替えよう
・肝機能を高めてくれる「ごま油」
・「オリーブオイル」もからだの細胞を錆から守ってくれる
・「健康油」かどうかを見極めるポイントは価格
Part4 脱・サラダ油の健康レシピ
・サラダ油を避けるのなら手作りが一番
おわりに… 私(著者)がおすすめする健康習慣
・間食は一切しない
・晩酌にグラス3~4杯の赤ワインでアルツハイマー病予防
・外食でおすすめは、和食。なかでも魚料理。
・洋食では、フレンチやイタリアン、地中海料理の高級店
良質なエクストラバージン・オリーブオイルを使っている
この本の評価
■内容 :4.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■コスパ :4.0
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今、毎日料理に「サラダ油」を使っているのでしたら、本書で提唱する、健康レシピも活用して脱「サラダ油」生活を実践してみてはいかがでしょうか。
効果が出るまでの期間や改善度合いは個人差がありますが、肌の調子がよくなったり、アレルギー症状が緩和したり、うつ状態を脱却して体が軽くなったり……脳とからだをリフレッシュさせる何らかの変化を感じ取れるはずでしょう。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
山嶋哲盛
医学博士。脳科学専門医。金沢市生まれ。
1975年、金沢大学医学部卒業、1979年、金沢大学大学院医学系研究科修了。
その後、金沢大学医学部付属病院医局長、金沢大学医学部助教授などを歴任。
現在、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科・再生脳外科科長をつとめ、また金沢大学病院、南ヶ丘病院にて、「高次脳機能障害」専門外来で診療を行う。
「リノール酸を多く含むサラダ油の摂取が認知症などさまざまな病気を引き起こす」と警鐘を鳴らす著書、『そのサラダ油が脳と体を壊してる』『認知症が嫌なら油を変えよう! 』(以上、ダイナミックセラーズ出版)、『「サラダ油」をやめれば脳がボケずに血管も詰まらない! 』(ワニブックス)が話題となる。
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