人はどうして太ってしまうのか。
そして、なぜ痩せられないのか。
それはあなたのせいではありません。
知らず知らずのうちに、脳内が糖質に侵されて、「糖質中毒」になってしまったからです。
だから、意思で痩せようなどとは思わないことです。
それはムリです。
では、どうすればいいのか。
「中毒」になった脳を変えればいいのです。
糖質がどれだけ体に悪さを及ぼし、様々な病気の元となり、もちろん肥満を引き起こすそのメカニズムを詳述する一冊です!
そして、そこから脱却する効果てきめんの方法を伝授してくれます。
(実は、リーサル・ウェポンがあるのです!)
その最終兵器を体験した体験談にもある通り、肥満からの脱却、そして糖尿病の改善は、まず間違いなく達成できます。
また、何を食べてよくて、絶対に食べたり飲んだりしてはいけないもの、さらにはどのような食べ方をすると効果があるかも細かくレクチャーしてくれます。
肥満と糖尿よ、さようなら。これであなたは救われるでしょう。
こんなあなたにオススメです
・コロナ禍でさらに太ってしまった
・ダイエットは失敗してばかり
・糖尿病予備軍の方
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 糖質、この必要にして害をなすもの
・世界中で肥満者が激増しています
適正体重(健康的な体重)はBMIが22
・肥満も糖質中毒も持病であると知るべし
「肥満は持病」という認識が不可欠
・肥満になる原因は医者ですら理解していません
肥満は糖質中毒が原因であり、本人の意志も生まれ持った体質も関係ありません
・食品メーカーは儲かり、脳は支配される
第2章 糖質摂取、なぜ人はそれをやめられないのか
・糖質は摂れば摂るほど渇望につながります
・きっかけはふと手にした袋菓子
・「きれる人々」も糖質がつくる
・糖質中毒は重大な健康被害を引き寄せます
・ 男性の肥満はとくに危ない、女性の痩せすぎ(BMI 18.5以下)も良くない
第3章 必ずできる糖質中毒の治し方“知識編”
・肥満と糖質中毒の治療はほぼイコール
・意志に頼ってもムリだから、行動変容が大事
・ 大事なのはいかに自分の脳をだますかです
第4章 糖質中毒治療は究極のダイエット“実践編”
・どのくらい痩せればいいのかの目安
まずはBMI-27まで体重を落とす
・科学的に取り組む二つのダイエット法
・袋菓子、クッキー、せんべいなどは絶対に買わない
第5章 糖質中毒とカラダの終わりなき戦い
・「肥満は万病の元」を軽く考えてはいけません
・ブドウ糖は血液も血管も悪くしてしまう
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
牧田善二[マキタゼンジ]
糖尿病専門医、AGE牧田クリニック院長。医学博士。1979年、北海道大学医学部卒業。地域医療に従事したあと、ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで糖尿病合併症の原因であるAGEの研究を約5年間行う。1996年より北海道大学医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授を経て、2003年に糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座に開業。延べ20万人以上の患者を診ている。
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