「名医が実践する「疲れない」健康法 50歳からの疲労は自律神経が原因だった」2020/11/13 小林 弘幸 92点 [♯371]

疲労は万病を知らせるサイン

 

体を動かした後の良い疲れならいいのですが、悪い疲れは要注意なのです。 

  

 

血流が悪くなると肩こりや腰痛、だるさを引き起こします。 

 

  

 

 

さらに深刻な病気の初期症状という場合もあり、長く続くようならおざなりにできません。 

  

 

とくに働きざかりの50代は、人間関係の悩みやストレスが疲労を倍化させることが多いのです。

  

 

自律神経研究の第一人者である著者は、40歳から「10年後の私なら自分にどうアドバイスをするか」を考えて、行動してきたといいます。

 

 

 

辿り着いた結論は、「自律神経を整えるのが最善の道」。 

  

 

人生の後半と前向きに向き合えば、おのずと呼吸が変わり、血流も腸内環境も改善していくのです。

 

   

 

 

 

自律神経をコントロールできれば、人生もコントロールできるということ、その方法を明解に詳しく解説する一冊です!

 
 
 
 
 

こんなあなたにオススメです

 

・自粛疲れが続いている

・長年体調が思わしくない

・疲れやすい、寝つきがわるい 

 

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

 

はじめに  ―   疲労は万病を知らせるサイン

・50代からのうつ病は、認知症につながりやすい  

 

 

第1章 50代からの悪い疲れは、「考え方」からやってくる

 

・「今日」とは、昨日亡くなった人がいちばん生きたいと思った日

 当たり前の日常ほど素晴らしいものはない 

 

   

 

 

 

・終活や還暦を意識したときから、人は老けていく

 定年退職を意識することでも、老化を進ませる 
  

 

 

 ・自律神経を制するものが、健康を制し、人生を制する

 

・「健康」とは、カラダののすみずみまで血液が届いている状態

 

 

 

 

第2章 「10年後の自分」と会話しながら生きれば、病気にならない

 

10年後の自分」の原点は、今日の自分
 

・途中でやめてしまったことを学び直してみる … ゴルフ、英会話、、、 

  

 

ため息をつけばつくほど運は良くなる … カラダにとって本来はとてもポジティブな行為

自律神経は呼吸でコントロールできる

 

 

 

 

第3章 50代から起こる病気は、悪い疲れから始まる

 

血流の悪化が肩こり、腰痛、片頭痛、だるさを引き起こす
 

 

腸内環境次第で血液の質が決まる  

 

・人間関係からくるストレスは、農耕社会から始まった

 

 

 

 

第4章 「10年後の自分」に感謝される生き方をめざす

 

・「10年後、どんな自分になっていたいか」を書く
 

・「1年間でやることリスト」をつくる

 

みんなの幸せを考えると人生うまくいく    … for the people

  

 

 

 ・怒りほど強いストレスはない

 … 相手を思って怒ったところで、一番ダメージを負うのは、自分の自律神経です

 

 ⇒会社で常に怒っている人がいましたが、皆さんやはり短命でした… 

  

 

リンゴ、キウイ、納豆をもっと食べよう  … みそ汁、ドライフルーツ…

 

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容     :5.0

  ■読みやすさ  :5.0

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

著者

小林 弘幸

順天堂大学医学部附属順天堂医院総合診療科・病院管理学教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、順天堂大学大学院医学研究科(小児外科)博士課程を修了後、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任。その後、現職に至る。

 

 

 

 

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