累計17万部長尾和宏氏のシリーズ第6弾。
コロナの最新情報を伝え、歩行によって、ウイルス感染症を予防、克服する方法を解説する一冊です!
「自然免疫は歩行で向上する。」
「コロナうつで自殺が急増している。」
「コロナよりコロナ関連病が100倍心配。」
「早くコロナ慣れすることが健康に生きるコツ。」
「テレビのインフォデミックが国民を殺す!」
こんなあなたにオススメです
・コロナ情報元はテレビがほとんど
・率先してコロナ自粛を心がけている
・コロナ禍で運動不足、メンタルが弱くなった
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに WBMこそ、今必要な健康法!
・コロナより、コロナ関連病が100倍心配
・コロナ太りやコロナうつ、コロナ疲れ……といった言葉がささやかれるように、今、日本中で生活習慣病や心の病気が悪化しています。
・アルコール依存、ニコチン依存、ゲーム依存、スマホ依存といった依存症も増えています。
・コロナ禍で仕事を失い、昼間からお酒に手が出るようになって、アルコール依存症で歩けなくなり、在宅医療を受けることになった患者さんもいます。
・もう一つ心配しているのが、認知機能の低下です。
・「認知症パンデミック」ともいわれているように、外に出ない、人に会わない、歩かない生活が続くなかで、高齢者の認知機能はものすごく落ちています。
・これらはすべて新型コロナという病気そのものが引き起こしたことというより、
ステイホームを強いられたこと、「新型コロナは怖い! 」と煽るマスコミが恐怖を植えつけたことなどによる人災です。
⇒交通事故、自殺、インフレンザ等の死者数とコロナの死者数を比べれは、一目瞭然です!
情報弱者からの脱出が大切です!
新型コロナのような新たな感染症は、今後も確実に出てきます。
そのときに頼りになるのは自分自身の免疫力、もっといえば「自然免疫の力」です。
歩くことは自然免疫を鍛える一番の方法です。
そして、歩くことは、体の健康だけでなく、心も豊かにしてくれます。
さらにいえば、コロナ禍で収入が減った人も少なくないと思いますが(私のクリニックも、一時は患者さんが半分になりました)、歩くのにお金はかかりません。
⇒自粛により、病院で診察を受ける患者が激減しているため、経営環境が急激に悪化している病院・薬局が激増しています!
1章 「ステイホームで浮き彫りになった、歩かない弊害」
・ステイホーム症候群とシャムズだらけ
コロナ怖い怖い病にかかっていませんか
ステイホームというスローガンは間違いだった
・テレビが「インフォデミック」で国民を殺す
「PCR陽性者=感染者」ではありません
⇒マスコミ報道は誤報です
・ワイドショーは、煽ってなんぼ、視聴率を取ってなんぼの世界
・「コロナは怖い」と煽り続けるテレビこそが、新たな病気を量産し続ける犯人!
・ 人間には気晴らしや発散が必要 つらいときこそ外を歩こう!
・緊急事態宣言は成功したのか?
2章 「なんたって、自然免疫」
・自然免疫こそが免疫力の基本
・新型コロナの98%は自然免疫で処理される
・高橋教授の「7段階モデル」を知ろう
感染力や毒性はインフルよりも弱い
⇒単なるかぜ説は根拠があります
・風邪と似ているけれど、風邪とちょっと違うのは
発症前から感染力がある、風邪にはない後遺症…
・肥満とコロナの深い関係
血栓症を引き起こすことがあるので肥満の人が重症化しやすい
・国はデータを解析して公表を!
⇒解析のまえにデータの正しさも必須です!
数字の見せ方には、意思がはいります
3章「自然免疫を上げるには」
・自然免疫力を保つには日々のウォーキングが必須
・睡眠薬よ、さようなら 歩行で不眠は改善する
・免疫力を上げる食事のコツは食物繊維と味噌汁
・減量は緩やかな炭水化物制限食で
・適度なストレスは難しい …自然に笑顔がでるかどうか
・自分の免疫力を知る …わかりやすいサインが口内炎
4章「国の免疫力を上げるには」
・ワクチンや薬よりも自然免疫!
・災い転じて福となる!? BCGは自然免疫を鍛える
「2類→5類」で死者を減らせる
5章「歩行で20年先が予想できる」
・歩行で病気の予想ができる
・「病気の9割は歩くだけで治る」は冗談ではなく、本当
・骨粗しょう症、逆流性食道炎、認知症の三大ビジネスに巻き込まれるな
・歩きすぎはがんに、歩かない人は認知症に
2万歩は歩き過ぎ …歩きすぎは活性酸素を増やし、がんに近づく
⇒2か月前にがんで亡くなった父は、そういえば80歳超えても毎日2~3万歩を日課にしていました…
6章「歩行は貯金できない、こまめに歩こう」
・筋肉貯金はできても免疫貯金はできない
・インターバル早歩のススメ
・歩かない人への処方せん習慣化する方法
おわりに
感染症は繰り返される
ゼロリスクを求めても仕方がない
早くコロナ慣れして、歩こう!
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :5.0
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
リンク
著者
長尾 和宏
1958年香川県生まれ。1984年東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局。1995年長尾クリニック開業。医療法人社団裕和会理事長。長尾クリニック院長。医学博士。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、指導医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医。労働衛生コンサルタント。日本尊厳死協会副理事長、日本ホスピス・在宅ケア研究会理事、日本慢性期医療協会理事、全国在宅療養支援診療所連絡会世話人、エンドオブライフ・ケア協会理事。関西国際大学客員教授。
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