今、医療関係者の3割が「自分はうつになるのでは」と精神的に不安を感じているとの報道がありました。
日々明るいニュースの少ない状況で、一般の国民のかなりの人が不安を感じてブルーになっているとのデータもあります。
コロナウイルスがどうなっていくのかはまだ不明ですが、うつ状態の人がかなり増えているのは確かです。
ブルーな気分の「うつ状態」を、絶対に「うつ病」にしてはいけません。
そのためにどうすれば良いのか。
この「コロナうつ」は確実に、日本の大きなテーマになります。
・まじめに「自粛」していた人ほどアブない
・「コロナ引きこもり」「コロナ離婚」「コロナDV」そして「コロナうつ」が増えている
・女性の方がうつになりやすい
・専業主婦の多くが「隠れうつ」に
・そのブルーの相談には心療内科、精神科、どちらが良いかetc
精神科医で臨床心理士でもあり、自身のクリニックで診察も行っている「心の専門家」和田秀樹氏が「コロナうつ」の多くの症例を上げて、皆さんに珠玉のアドバイスを贈る一冊です!
こんなあなたにオススメです
・疲れがとれない
・ふらふらする
・不安が続く
・眠れない
オススメ、共感を得たフレーズ
序章 「ステイ・ホーム」で本当に良かったの?
・日本国内は自粛一色で、メンタルヘルスの問題はクローズアップされていない
・感染症学者の言うことを聞いていたら確実に免疫力が下がる
過度の自粛生活は、うつのリスクを高める
第1章 「コロナうつかも?」と心配する前に
・睡眠時間、食事量、運動量は十分ですか?
・持病のある人にはスティホームも大きなリスク
・気の持ちよう、快体験が大切です
第2章 「コロナうつ」の症例を知りましょう
・イライラ、怒りが続いたら要注意
第3章 「うつ」の正体を知りましょう
・うつは絶対に自然治癒しない
第4章 今すぐできること、しなくていいこと
・精神科や心療内科を受診する場合は「ドクター・ショッピング」がおすすめ
→ 医者と患者の相性がポイントです
・「コロナ離婚」の前に、「コロナ別居」を
自粛期間中の在宅勤務で、一緒にいる時間が長いと、普段気づかない相手の嫌なところも見えてくる
第5章 「心の免疫力」を高める生活習慣を
・適度に外に出て、適度に遊ぶ
・娯楽は大事! 心から笑うと免疫力が高まります
・早寝早起きで「朝日を浴びる」生活が大切です …セロトニンの生成に有効
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :5.0
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
リンク
著者
和田秀樹
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、精神科医・臨床心理士。国際医療福祉大学心理学科教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。和田秀樹カウンセリング・ルーム所長。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。
関連おすすめ(Amazonカスタマーレビューなどの評価値も参考)