「「コロナうつ」かな? そのブルーを鬱にしないで」2020/8/11 和田秀樹 91点 [#366]

今、医療関係者の3割が「自分はうつになるのでは」と精神的に不安を感じているとの報道がありました。 

 

日々明るいニュースの少ない状況で、一般の国民のかなりの人が不安を感じてブルーになっているとのデータもあります。 

  

 

 

 

コロナウイルスがどうなっていくのかはまだ不明ですが、うつ状態の人がかなり増えているのは確かです。 

ブルーな気分の「うつ状態」を、絶対に「うつ病」にしてはいけません。
  

 

 

そのためにどうすれば良いのか。
  

 

この「コロナうつ」は確実に、日本の大きなテーマになります。

  

 

 

まじめに「自粛」していた人ほどアブない
 

「コロナ引きこもり」「コロナ離婚」「コロナDV」そして「コロナうつ」が増えている
  

 

・女性の方がうつになりやすい
 

専業主婦の多くが「隠れうつ」
  

 

・そのブルーの相談には心療内科、精神科、どちらが良いかetc 

 

 

 

 

 

 

精神科医で臨床心理士でもあり、自身のクリニックで診察も行っている「心の専門家」和田秀樹氏が「コロナうつ」の多くの症例を上げて、皆さんに珠玉のアドバイスを贈る一冊です!
 

  

 

こんなあなたにオススメです

 

・疲れがとれない

・ふらふらする

・不安が続く

・眠れない

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

序章 「ステイ・ホーム」で本当に良かったの?

日本国内は自粛一色で、メンタルヘルスの問題はクローズアップされていない  

 

感染症学者の言うことを聞いていたら確実に免疫力が下がる

 過度の自粛生活は、うつのリスクを高める 

   

 

 

 

 

第1章 「コロナうつかも?」と心配する前に

・睡眠時間、食事量、運動量は十分ですか?

・持病のある人にはスティホームも大きなリスク 

 

気の持ちよう、快体験が大切です

 

 

 

 

 

 

第2章 「コロナうつ」の症例を知りましょう

イライラ、怒りが続いたら要注意 

   

 

第3章 「うつ」の正体を知りましょう

うつは絶対に自然治癒しない 

   

 

 

第4章 今すぐできること、しなくていいこと 

 ・精神科や心療内科を受診する場合は「ドクター・ショッピング」がおすすめ

 → 医者と患者の相性がポイントです  

 

 

 

 ・「コロナ離婚」の前に、「コロナ別居」を

  自粛期間中の在宅勤務で、一緒にいる時間が長いと、普段気づかない相手の嫌なところも見えてくる

 

 

 

 

第5章 「心の免疫力」を高める生活習慣

適度に外に出て、適度に遊ぶ 

 

・娯楽は大事! 心から笑うと免疫力が高まります

 

早寝早起きで「朝日を浴びる」生活が大切です …セロトニンの生成に有効  

 

 

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容     :4.5

  ■読みやすさ  :5.0

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

著者

和田秀樹

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、精神科医・臨床心理士。国際医療福祉大学心理学科教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。和田秀樹カウンセリング・ルーム所長。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。

 

 

 

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