「新装版 免疫力をあなどるな!」2020/4/28 矢﨑雄一郎 90点 [♯331]

ウイルス対策には免疫力アップがいちばん効果的!

 

感染しないために、家族に感染させないために…。

  

 

免疫療法の最前線に立つ著者が教える、今すぐ読んでおきたい情報満載の「感染症に負けない」ための決定版の一冊です! 

 

 

 

 

新型コロナウイルスが流行し、私たちは一人ひとりが協力して外出自粛やテレワークなど、少しでも「三密」の状況を避けてウイルスに感染しないために行動しています。  

 

 

しかし、ウイルスを完全に避けることはできません。 

 

新型コロナウイルスはこれまでのウイルスと比較して、感染後の増殖力が強く、警戒しても完全に防ぎきることはできないのです。

むしろウイルスを避けようと神経質になるよりも、一人ひとりの「免疫力」をしっかり高めることが大事なのです。 

 

 

 

なぜなら、免疫力が高ければ、ウイルスが侵入してきても「退治」することができるからです。 

 

免疫力が弱ければ、どれだけマスクや手洗い・うがいをしても身体はウイルスに負けてすぐに感染症にかかってしまいます。  

 

 

 

 

 

そもそも免疫力とは、「健康を維持し、促進させるため」に私たちの身体が「もともと備えている機能」であり、免疫力の高さを決定づけているのは「ボス細胞」と呼ばれる細胞です。  

 

 

 

 

ジャンクフードなど「免疫力が下がる食事」を毎日続けている人は、「間違った食事」だけで構成された「弱い細胞」だけの身体になってしまいます。 

 

 

本書はロングセラーとして長く読者から愛された一冊であり、最新の知識をもとに書かれた「免疫力の決定版」です!
 

  

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・流行り病の情報源がマスコミ報道だけ

・基礎疾患をもった家族がいる

・かぜをひきやすく、体力がない方

 

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

 

第1章   健康になる人とならない人の秘密 

 

私たちは生まれつき、「身体を守る機能」を持っている 

 

味噌汁を飲んでいる人ほど元気になる 

⇒柔道愛好家で禅にも精通しているプーチンが毎日飲んでいるのも納得です  

 

 

 

 

◎清潔すぎる人はボロボロの身体になる

除菌アルコールの乱用は、常在菌まで失われてしまい免疫力がなくなってしまう

  

 

免疫力こそ健康の大黒柱と心得よ

 

 

第2章   免疫力を決定づける「要素」とは? 

 

◎なぜ、同じ家族でも風邪を引きやすい人、引きにくい人がいるのか?
 

 

腸内環境が大事と言われる理由は免疫細胞の「70パーセント」が腸に存在する
 

◎一日に一回と二回では、歯磨きの効果は段違い

  

 

 

第3章   免疫力は「ボス細胞」のコントロールで決まる! 

 ◎水分補給は必ず「のどが渇く前」にやりなさい
 

◎「トイレ」と「あくび」は絶対に我慢してはいけない
  

 

 

たった10分の仮眠が免疫力を強くする

⇒免疫力も仕事力もアップ!  マコナリ社長もおすすめです!

 

 

 

 

 

第4章 免疫力が高まる生活習慣 

 

◎最高の健康食は「納豆キムチ」

 

◎サプリメントには添加物がたくさん入っている
 

 

◎野菜は香りが強いものを「皮ごと食べる」がベスト 

 

 

 

◎疲労回復のための肉は、「鶏肉」を選べ
 

◎燃焼が「はじまった」タイミングで運動はやめなさい

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容     :4.5

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

著者

矢﨑雄一郎(やざき・ゆういちろう)

医師。1972年、長野県生まれ。1996年に東海大学附属病院に外科医として勤めるも、「救えない命もある。そんな医療の限界をバイオテクノロジーで変えたい」と職を辞める。2003年、東京大学医科学研究所細胞プロセッシング寄付研究部門に研究員として勤務した後、2004年にテラ株式会社を設立。医師としての経験を生かし、免疫治療を行う全国の医師や研究者とともに研究会を発足させて、がん治療の発展に取り組んでいる。 

特に樹状細胞ワクチン「バクセル」をはじめとしたがん免疫細胞治療の研究開発で注目を浴び、同分野のトップランナーとして、国内医療機関設備導入実績No.1、国内治療実績No.1、世界のがん抗原ランキングNo.1など輝かしい成果のもと、医師によるバイオベンチャーとしては、きわめて異例の早さでのJASDAQ上場を果たす。
「未来の医療」といわれる個別化医療、先制医療の実現をめざして奮闘する一方、「医療を創る」を合言葉にメディアにも多数出演し、活躍している。

 

 

 

 

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