人がお金を支配するのか?
お金が人を支配するのか?
心理学を一般の人にもわかりやすく伝えるとして英国でも定評のある著者が、誰もが気になるお金というテーマで心の不思議を紹介します。
また、多くの心理的な研究結果とともに「損失回避」「授かり効果」「妥協効果」「アンカリング」などの専門用語も明快に解説。
雑学本として老若男女が楽しめるだけでなく、お金に対する思考、感情、行動を変え、健全で豊かな関係を築けるようになる一冊です。
なぜ、紙幣が破損されると嫌な思いをするのか?
なぜ、中身が同じでも高い薬のほうが効くのか?
なぜ、金額が大きくなればなるほど支払いが大雑把になるのか?
なぜ、お金があればあるほどケチになる人がいるのか?
なぜ、交渉相手に金額を先に提示させてはいけないのか?
お金に対するあらゆる疑問を、193もの研究や調査の結果からひも解いていきます。
心の不合理を知り、お金に強くなる!
英国の人気心理学者が、心理学、神経科学、行動経済学など、あらゆる角度から解き明かします!
こんなあなたにオススメです
・老後200万円不足問題が気になる
・お金の正しい使い方を知りたい
・拝金主義かもしれない方
オススメ、共感を得たフレーズ
Chapter1 人とお金の関係はいつから始まるのか?
・人は死を思うとき、お金を使うことより、持っていることで慰められる
Chapter2 お金への愛着について
・クレジットカードで何かを買う時、ATMで同じ金額を引き出すところを想像する
Chapter3 心の会計と銀行の会計
Chapter4 一度つかんだら離さないワケ
・損をしたくないから正しく見積もれない … 自分の持ち物を高く評価しがち
Chapter5 価格に適正はあるか?
・お買い得情報が脳をパンクさせる
・交渉時は、相手より先に金額を提示することでアンカーを設定しておくとよい
Chapter6 お金でやる気は引き出せる?
Chapter7 賞金とお礼
Chapter8 お金はいくらあっても困らない
・もっとお金があれば、もっと幸せになるかもしれない、だが幸せは保証されていない
Chapter9 貧困がもらたすもの
・お金の心配が知能指数を下げる
Chapter10 お金のダークサイド
Chapter11 お金と善意と幸福と
Chapter12 お金が貯まる心の持ち方
Chapter13 お金を使う喜び
・良い人生を送りたいなら、お金は他人のために使ったり、モノではなく経験に使うのが正解
・節約は間違いなく忘れられた美徳
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー: -
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
リンク
著者
クラウディア・ハモンド (CLAUDIA HAMMOND)
作家であり、キャスターであり、心理学者。BBC ラジオ4で心理学をテーマに語り、『All in the Mind』『Mind Changers』では司会を務める。これまでに『Emotional rollercoaster』『TIME WARPED』の2冊の著書があり、邦訳もされている『TIME WARPED』(『脳の中の時間旅行』インターシフト刊)は英国心理学会2013 年ブックアワード(ポピュラーサイエンス部門)を受賞した。
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