「予防」にまさる治療なし!
健康に関する素朴な疑問について、病気や老化の予防に効く効果的な生活習慣について日々の食事と運動で、具体的にどんな選択をすればいいかをハーバード大学の研究に基づいて、わかりやすく解説した一冊です!
ダイエットや運動にはげみ、食事にも気をつけているのになぜか思うようにやせない、体調が改善しない……
その原因は、世にあふれる“ニセの健康情報”に振り回されているから
食事や運動の習慣を、ほんのちょっと変えるだけで大きな違いが生まれるのです。
こんなあなたにオススメです
・ダイエットでリバウンドを繰り返している
・健康法が長続きしない
・食生活を変えても、体調が改善しない
オススメ、共感を得たフレーズ
1 食事編
・長生きするのは?肉食or菜食
赤身肉ではなく、加工肉が問題だ… さまざまな食品添加物が付加されている
菜食では、脂質やたんぱく質が不足する
⇒肉か野菜というより、食品の質が大事です
・やせるのは?菜食or糖質制限食or地中海食
半年では糖質制限食が有利だが、2年間食べ続けるとしたら地中海食に軍配!
・健康にいいのは?糖質制限食or地中海食
糖質制限食は、体に強い負担をかける
・理想的な食習慣は?日本食or地中海食
・効果があるのは?コーヒーor紅茶or緑茶
”ブラック”コーヒーがおすすめ
・安心なのは?天然物or養殖物
・ハーバード式「やせる食品・太る食品」とは?
市販のフルーツジュースは避けるべき
2 習慣編
・長生きするのは?小太りorスリム
小太りは免疫力が高く、感染症にかかりにくい
・やせるのはどっち?運動と食事制限or運動だけ
⇒運動だけではやせられないことはかなり広まってきました
フィットネスクラブに減量目的で行くと、効果がないので3か月くらいでやめる人が多い
・マラソンは健康に効く?
突然死はマラソン中が多い… 男性の心停止は、女性の5倍
・脳トレ認知症は防げるか?
脳トレは認知症の予防効果なし… 運動は認知症リスクを下げる
・食事と運動の組み合わせで11kg減量!
―腰痛・高血圧・高脂血症ともサヨナラできた私の方法
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
浦島 充佳
東京慈恵会医科大学教授。分子疫学研究部部長。小児科専門医。公衆衛生修士。1962年、愛知県生まれ、東京育ち。1986年、東京慈恵会医科大学卒業後、同附属病院にて白血病や骨髄移植を中心とした小児がん医療に献身。世界で最初に小児白血病を抗がん剤で治したハーバード大学ダナファーバー癌研究所に留学(1994~1997年)。「治療より予防が重要」という医学の原点に立ち返り、ハーバード公衆衛生大学院(HSPH)に再び留学(1999~2000年)。「医師は薬の処方ができるのは当たり前、食事や運動も処方できて一人前」というハーバードの医師の言葉に感銘を受ける。帰国後、健康に関わるエビデンスを集めて自ら実践、効果のあるものは患者にも紹介している
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