「がん検診を信じるな ~「早期発見・早期治療」のウソ 」2017/2/23 鳥集 徹 93点 [♯175]

医師もメディアも言えない「がん検診」の真実を、『週刊文春』などで医療記事を執筆するジャーナリストがリポートする一冊です!

 

 

国ぐるみの“医療洗脳”から脱するために、必読の一冊です!!

 

 

 

芸能人ががんになるたびに繰り返される「早期発見・早期治療」の呼びかけ。

しかし、がん検診を受ければ寿命がのびるという科学的根拠はひとつもないという事実をご存知でしょうか。

 

 

 

 

日本でも前立腺がんや乳がんの過剰診断の害は深刻で、がん専門医たちも検診の無意味さや危険性に気づき始めている。

 

 

ところが、国、自治体、医師、がんになった有名人、そして新聞、テレビ、ネットは、いまだに「早期発見・早期治療が大切」と垂れ流し、国民を洗脳し続けているのが実態だ。

 

 

 

それ以上に問題なのは、検診によって、命を奪わない病変を「がん」と過剰診断されてしまうため、無用な検査や治療による健康被害に遭う人が急増していることだ。

 

 

 

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・がん検診を定期的に受けている

 

・早期発見、早期治療を信じている

家族、友人からがん検診をすすめられている

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

はじめに

40歳未満の女性は乳がん検診を受けない方がいい

 X線被ばくによるがん誘発のリスクも高い

 

公共サービスとしてのがん検診は「撤廃」すべき... 1000億円の巨額の公費  

 

 

 

 

第1章 がん検診で寿命がのびる証拠はない

 

・米国発「がん検診は意味なし」論文の衝撃

 

 がん検診を受ければ命が救われるという“常識”はまったくのデタラメだった―。

 

 2016年、世界五大医学雑誌のひとつ『BMJ』に、「がん検診を受けても寿命がのびる科学的根拠は一切ない」という論文が掲載された。

 

 しかも、過去30年間に130万人! もの女性が無用な検査や治療を受けたと推計されているのだ。

 

 

・がん検診による「不利益」とは?

 「命を奪わないがん」をたくさん見つけて、無用な検査や治療を受ける「過剰診断」の危険性もある

 X線による放射線被ばく、擬陽性、要精密検査・再検査の結果が出るまでの余計な精神的ストレス… 

  

 

1000人に1人しか恩恵を受けないがん検診

⇒受診による数々の不利益を考えると、受けないという選択をする人も多い 

  

 

・効果測定で重要なのは「発見率」ではなく「死亡率」… まともな効果検証さえしない日本

   

 

 

第2章 がん検診が「がん患者」を増やしている

 

・20年で患者が約7倍になった前立腺がん患者… 検診によってがん患者にされてしまう

 

前立腺がんの「PSA検診」が「過剰診断」の温床… デメリットが大きいため国は推奨していない

 

 

効果が否定され始めている乳がん検診

 過剰診断の問題を報道しない新聞とテレビ

 専門医を認める乳がん検診の限界 
 

 

 

第3章 「早期発見・早期治療」のウソ

 

早期発見しても死亡率は下がらない
  

早期発見、早期治療で命拾いできるかもしませんが、無用な治療によって、人生を台無しにされてしまうリスクもある
 

 

 

第4章 なぜ「早期発見」神話がはびこるのか

 

がん検診の「矛盾」を医師たちも知っている… 検診だけで年間約900億円の公費

  がん検診をやめてしまうと医療・製薬業界が大きく変わるほどの激震が起こる 巨大な利権構造の存在

 「日本対がん協会」の理事長ポストは元朝日新聞社社長の指定席

 

 

 

 

 

専門家も疑問を呈する高齢者の「早期発見・早期治療

 欧米諸国では検診に年齢制限… 英国では大腸がん75歳まで、乳がん70歳まで
 

 

 

第5章 がん検診廃止論

・がん検診から「がんリスク検診」へ

 

国は検診より、一次予防に力を入れるべき

⇒医薬業界のみならず関連業界にも激震が走るので実現はきわめて難しい!!

 となると、自身で予防を学び、自分のカラダを守るしかない!!  

  

 

病気を見つけるより、病気にならないことにお金を使う

 

 

おわりに - 「医療洗脳」から脱出しよう

 

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :5.0

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :5.0

  ■健康リテラシー:5.0

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

著者

鳥集 徹

1966年、兵庫県生まれ。同志社大学大学院修士課程修了(新聞学)。会社員、出版社勤務等を経て、2004年から医療問題を中心にジャーナリストとして活動。2015年に著書『新薬の罠 子宮頚がん、認知症…10兆円の闇』(文藝春秋)で第4回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞.。

 

 

 

 

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