人生の締切を意識すると明日が変わる 国立がん研究センターで3500人以上のがん患者と対話してきた精神科医が伝える 死ぬときに後悔しない生き方を解いた一冊です。
今、生きづらさを感じているすべての人へ
人生の締切を意識すると、明日が変わる。
「もしも1年後、この世にいないとしたら――」
そう想像したとき、今やろうとしていることを変わらずに続けますか。
それとももっと別のやりたいことをやりますか。
「この本のタイトル」は、自分自身どうしたいのかを考えさせられる一冊です。
こんなあなたにオススメです
・生きづらさを感じている
・家族、友人が重い病気にかかっている
・やりたいことを先延ばしている
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに… 大切なことを先のばしにしていませんか
序章 がんは体だけでなく心も苦しめる
・がん告知後にうつ状態になる人の割合は5人に1人、がん告知後1年以内の自殺率は、一般人口の24倍
・ 「家族は第二の患者」といわれる
第1章 苦しみを癒すのに必要なのは、悲しむこと
・「告知後のショックは計り知れない大きさですが、それをきっかけに、残された時間を前よりも自分らしく生きるように変わっていく方が多くいらっしゃいます。
そんな方々のお話を伺う中で、逆に医師である私が人生について教えてもらうことが山ほどありました」
第2章 誰もが持っているレジリエンスの力
第3章 人は死の直前になって、心のままに生きてないことに気づく
第4章 今日を大切にするために、自分の「want」に向き合う
第5章 死を見つめることは、どう生きるかを見つめること
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー: -
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
清水研
1971年生まれ。精神科医・医学博士。金沢大学卒業後、都立荏原病院での内科研修、国立精神・神経センター武蔵病院、都立豊島病院での一般精神科研修を経て、2003年、国立がんセンター東病院精神腫瘍科レジデント。以降一貫してがん患者およびその家族の診療を担当している。2006年、国立がんセンター(現:国立がん研究センター)中央病院精神腫瘍科勤務となる。現在、同病院精神腫瘍科長。日本総合病院精神医学会専門医・指導医。日本精神神経学会専門医・指導医。
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