ドクター生活30年のベテラン内科医が赤裸々に語る、
病気や健康に関する常識のウソ、
軽視されがちだが命に関わるほどヤバいこと、
効き目があると思っているが全くのデタラメなこと、
病院社会や医療業界の内幕、
医者の本音など、
50の”真実”で目からウロコの良書です!
医者だけが知っている”常識”の”非常識”を暴いた一冊!
こんなあなたにオススメです
・診断、治療、薬の処方などに疑問を感じることがある
・家族、友人が入院、通院している
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 アナタの健康常識はヒジョーシキです!
・うがい・マスクに風邪・インフルエンザの予防効果はない!
⇒日本人のマスク信仰は、欧米人からは奇異だけでしかない!
・栄養ドリンクは、そのままオシッコなるだけ
・先進国で堂々と風邪薬を売っているのは日本だけ!
風邪は放っておけば治るのに… 製薬メーカーの洗脳商売でつくられた1,000億円市場
第2章 アナタの知らない危険がいっぱい!
・抗生物質でくしゃみ1回から人工肛門へ!?
・検便のやり方を間違うと命を落とすかも!?
第3章 医者は何でも知っている?
・夜間受診はそれなりのデメリットを覚悟すべき
医者が誤診しやすい時間帯
・定期健診はほぼ無意味!
会社からやらされている健診は、「社員の健康をきづかっていますよ」というポーズにすぎない
⇒そもそも職場健診が、国民皆保険の日本だけの制度です
・病院にだって売り上げ目標があるし、リストラだってちゃんとある
病院にとって良い経営とは何か?… 検査のノルマがある病院もある
第4章 ホンネを言わせてもらいます!
・糖尿病治療が、”塀の中”に入って一発で治った!
⇒規則正しい食生活で、生活習慣病が治るのは理解できます
・医者が言う「奇跡です!」は単なる誤診であることが
⇒誤診とは言えない医療サイドの事情もあります
おわりに
・虚偽をうたう健康サプリ。
命より、金、金、金の製薬業界。
病気を断片的にしか理解せずに、それがすべてであるように発信する、視聴率にしか興味のないメディア。
・このご時世、信ずる者は救われるどころか、じつは、信ずる者は足をすくわれていた、ということがおわかりいただけたと思う。
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
酒匂 常男(さかわ つねお)
都内の大学病院勤務29年目の内科医。以前はある分野では関東で屈指の名医(迷医?)と言われていたが、今は居酒屋専門医と称されるようになった。
実診療では、問診はかなりしつこく、しかしエビデンスに基づいた説明・治療をモットーにしている。趣味はフライフィッシングとウォーキング(紅灯の巷の散策)。
現在、”Dr.ホッピー”のペンネームでwebマガジンcode-Gに『医者の言うことは聞いておけ! 』(http://code-g.jp/hoppy/)を連載中。
関連おすすめ(Amazonカスタマーレビューなどの高評価からも厳選)
「知ってはいけない 医者の正体」2019/8/6 平松 類 90点 66冊目
「医者に殺されない47の心得」2018/2/17 近藤誠 91点 52冊目
「だまされない」2018/2/2 鎌田 實 91点 [♯128]
「医者の大罪」2019/10/5 近藤 誠 95点 [♯119]
「あなたの寿命は医者が9割決める」2019/9/17 石井 道人 91点 107冊目