「家族よ、ボケと闘うな!」2014/12/17 長尾 和宏,近藤 誠 92点 [♯146]

ベストセラー医師と、介護界のカリスマ役人が、認知症をケアする家族に伝えたい”真実”の勇気ある良書です!

「介護」を「快互」に変える17のメッセージ!

 

 

その処方と介護が認知症を悪化させる! 

 

認知症800万人時代を目前にしながら、認知症医療は誤診だらけ

診断を間違えば、当然、治療薬も間違える。

 

 

 

 

 

おじいちゃんが暴力的になったのは、薬が合わないせいでは?

正しい診断と穏やかなケアがあれば、認知症は怖くない! 

 

本人と家族が笑顔で暮らせる認知症ケアのすべてがここに! !

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・親を介護している

・”認知症”を詳しく知りたい

・親のもの忘れが増えてきた

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

はじめに

 

医原病(医療が原因の病気)や介原病(介護が原因の病気)が、認知症を増幅させているのではないか

 「抗認知症薬をたった一剤やめるだけで別人のように回復したケース」を、たくさん診てきた

 家族のかかわり方で次第で、認知症の人の運命が大きく変わる

 

⇒ネット社会の現代では、情報格差は自らの努力でいくらでも埋めることができます

 大切なご家族のために”学ぶ”ことを強くオススメします!

 

◎早期発見、早期治療に意味はあるの?

 最近、認知症は脳の生活習慣病といわれる。特に糖尿病になると認知症になる確率が2倍になる。
 ”早期発見”は、本人や家族の不安を取り除くこと。しかし、現実の医療の多くは、「早期発見、早期不安となっている

 

 

 

◎進行が止まる人、止まらない人

 「処方されている薬が合わないのではないか?」
 「服薬量が多くなってから、ばあさんが暴力的になり、別人のように人格が変わってしまった」などの相談を多く受けます。
 「かかりつけ医に相談したの?」と訊くと、「この薬は、増量していかなければ効果が持続しないと言われた」という返事もまた、多く聞きます。
 副作用に鈍感な医者が多く、家族は副作用の詳しい説明を受けていないことがほとんど
 ⇒これは認知症に限らず、特に時間に追われる勤務医に多いです
  
 無用な薬、多量な薬の処方を「止められない」医者を減らし「止められる」医者を増やしてほしい
 ⇒これも、標準診療がベースにあるので認知症だけではないです

 

◎なぜ医者は薬の処方を間違えるのか?

誤診だらけの認知症医療… 悲しいけれど、それが現実だと思います。
 
 誤診をしたら、当然、治療薬も間違える
 
 
 
 さらに、診断が正しくても、薬の量が合わないと大変なことになる。
 特に脳に作用する薬は、適量の個人差が大きい
 人によって10倍、いや100倍の差があるかもしれない。
 降圧剤や糖尿病薬とは比べものにならないほどの幅があるのです。」

◎認知症をうつ病と誤診する医者

独居老人600万人という数字と、認知症の増加は切り離せない事態
 話し相手がいない、面倒くさいコミュニケーションがない… 現在の生活環境が大きな要因の根拠のひとつ

◎被害妄想から考える、関わりと環境

・認知症の進行を遅らせるのは、家族のかかわり方が95%、薬は5%! 
・認知症の人は、自分に不利益なことは認めません。自己防衛本能が強くなっている

 

 

 

◎放置プレイという見守り方

・「治す」「治さない」よりも、本人に「合う」「合わない」を探していくこと

 

 

 

◎家族よ、ボケと闘うな!患者よ、ボケを怖がるな!

昔から住み慣れた家(木造)だと、認知症の人は落ち着きやすい
 環境、中でも自然の持つ力には勝てません
 
 ⇒自然に触れながらの散歩がベストです!

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :5.0

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

著者

長尾和宏(ながお・かずひろ)

1984年東京医科大学卒業、大阪大学第二内科に入局。
1995年兵庫県尼崎市で開業。複数医師による年中無休の外来診療と在宅医療に従事
医療法人裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士、日本尊厳死協会副理事長、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本禁煙学会専門医、日本在宅医学会専門医日本内科学会認定医、関西国際大学客員教授、東京医科大学客員教授。

 

近藤誠(こんどう・まこと)

1960年西条市(旧東予市)生まれ。1983年、東予市役所に入り、1999年度より介護保険行政に携わる。
認定審査係長、合併により西条市高齢介護課認定給付係長、包括支援係長(西条市包括支援センター長)、高齢介護課副課長、現在西条市高齢介護課課長。
2005年から2年間、認知症サポーター100万人キャラバン作業部会委員。以降、キャラバン・メイト指南役として全国行脚。2012年より全国介護相談・地域づくり連絡会事務局世話人代表を務めるなど、認知症の人が暮らしやすい町づくりを目指し役人の枠を越えて活動

 

 

 

 

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