「心も体もよみがえる! 「遺伝子スイッチ」を切り替える最高の健康法」2018/11/10 小林 弘幸,玉谷 卓也 87点 [♯144]

「親がこうだから自分もこうなんだ」「自分の人生はどうせ思い通りになんかならない」などと、諦めてはいませんか。

 

自分の未来は自分が決めている、それが真実であること知ることができる一冊です。

 

 

 

持って生まれた遺伝子をどういかすか、いかさないかを決めるのはあなた自身です。

そして、あなたの「OK(ON)」や「NO(OFF)」といった選択を示すための押しボタンが、「遺伝子スイッチ」なのです。

 

本書では、この遺伝子スイッチのことがわかりやすく説明されています。

 

 

 

 

 

~才能開花、ストレス、老化から、肥満、高血圧、糖尿病、がん、認知症まで~

遺伝子スイッチをONにすれば、あなたの眠っている才能やパワーが目覚めます

 

 

 

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・がん家系だと思い込んでいる

・生活習慣病にかかっている

・心も体も不調続き

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ 目次

第1章 遺伝子にはスイッチがある

 

遺伝子やゲノムは近年、世の中で非常にホットなワードとなっているのです。

遺伝情報さえわかれば、私たちは自分自身とその未来をもっと正確に理解や予測ができるようになるのでしょうか?

 

 

自分はやがてがんになるのかならないのか、音楽の分野で成功できるのか、スポーツの分野で活躍できるのか、すべてわかってしまうのでしょうか?

 

もっといえば、あなたの未来は、遺伝子によってすでに決められているのでしょうか?

答えはNOです。

 

 

 

第2章 遺伝子スイッチが切り替わるってどういうこと?

 

・環境を変えれば、遺伝の影響も変えられます… 遺伝の影響を変えることが「遺伝子スイッチ」

 

・遺伝子スイッチを切り替える要因は、大きく分けると次の3つになります。

 1・物理的な要因…………温度、圧力、運動、光、磁気など

 2・化学的な要因…………栄養成分、環境ホルモンなど

 3・精神的な要因…………ストレス、感動、感情、喜び、愛情など

 

 

 

 

 

第3章 遺伝子スイッチを切り替えて生活習慣病を予防しよう

 

・生活習慣病は特に遺伝子スイッチで予防しやすい

 

1・高血圧… ストレスや肥満、糖尿病も要注意

2・糖尿病… 運動は遺伝子スイッチを切り替え、糖尿病の予防になる

3・肥満… 肥満の原因は、脂質ではなく糖質

 

4・うつ病… 瞑想の効用。マインドフルネスを活用しよう

 

5・認知症… 認知症は生活習慣病が原因なので予防できる

 ・認知症は生活習慣病の総合デパート

 

 

 

第4章 遺伝子スイッチの切り替えで老化をブロック

 

運動で不必要な遺伝子をOFFしよう

 

孤独は、飲酒・喫煙より寿命を縮める

⇒男性は社会との接点が少ないため、とくに短くなる傾向があります

 

・「私は幸せ」と感じられる人は長生きできる

 

 

 

第5章 才能遺伝子のスイッチをONにせよ!

 

「1万時間の法則」で、遺伝子スイッチがONになる!

1日3時間で約9年!  

 本ブログもようやく5か月です!! 継続は力… あと8年半(笑)

 

 

・「いくつになっても、可能性に挑戦できる!」

 「強く望み、一歩踏み出せば、夢は現実に限りなく近づく」… 冒険家 三浦雄一郎(「人生はいつもいまから」)

 

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :4.5

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :4.0

  ■健康リテラシー:4.0

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

著者

小林 弘幸

順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。
1960 年、埼玉県生まれ。87 年、順天堂大学医学部卒業。92 年、同大学大学院医学研究科終了後、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任する。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニングやパフォーマンス向上指導に関わる

また、順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“ 腸のスペシャリスト” であり、腸内環境を整えるストレッチを考案するなど、心と体の健康づくりを提唱。

監修/玉谷 卓也

順天堂大学大学院医学研究科 客員教授。P5 株式会社ゼネラルマネージャー。
1988 年、筑波大学医科学修士課程修了後、東京都臨床医学総合研究所、93 年よりJT 医薬基礎研究所、99 年より米国CORIXA 社に勤務。02 年、東京大学 先端科学技術研究センター特任助教授に就任。08 年より武田薬品に勤務するとともに、順天堂大学 医学部客員教授に就任。14 年よりP 5 株式会社勤務。現在は、がんゲノム医療のサポート事業などヘ ルスケアビジネスに従事。おもな専門領域は、免疫学、炎症学、腫瘍学、臨床遺伝学。20 年以上、免疫、がん、線維症、アレルギー、動脈硬化などの研究に従事。薬学博士。

 

 

 

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