「マンガでわかる 認知症の「困った」をズバッと解決!」2019/8/26 佐藤 眞一 83点 [♯124]

認知症の人の不可解な言動の対処法から介護のおカネのマネージメントまで、認知症の「困った」が見るだけですっきり解決できる一冊です。

 

進行にあわせたケアがよくわかる介護者のための図説ハンドブックです。

 

 

 

 

日本社会の高齢化とともに急速に増加し、いまや65歳以上では4人に1人が認知症の可能性を否定できないという認知症。

 

 

そんな国民病といってもいい認知症の困った症状が、徘徊、おもらし、家の中をゴミだらけにする、すぐキレる、暴力を振るう、「ものを盗まれた」と被害妄想するなどの「不可解な行動」だ。

 

しかし、認知症の人の不可解な行動には理由があるし、認知症の人の正しい理解は日々の介護の苦労を半減させる!

 

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・親が認知症あるいは予備軍の方

・親を介護している

・親が施設に入っている

 

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

プロローグ

 

認知症の不可解な言動には理由がある

認知症を治す薬はまだない… フランスでは副作用の割に効果がないことから、保険適用外ですが、日本では相変わらず保険適用のまま

⇒国民皆保険の日本では、この手の話ばかりで、薬漬け医療は拡大の一途

 

PART1

 

認知症(アルツハイマー型)によくある不思議な症状

1 大好きだった囲碁に急に興味を示さなくなった

 

2同じことを何度もくり返し言う

・覚えるべき情報を記憶するための記銘力が低下している

 

3 もの忘れを認めず、病院に行くのを拒否する

・専門家の力を借りて、時間をかけて説得する

 

4 いつも何かを探し、ものを盗られたと思い込む

認知機能の低下を自覚していないので、不安や怒りの気持ちがいっぱいになっている

 

5 着替えや入浴を拒否する

 

6 料理上手だったのに料理をしなくなった… 味覚障害

 

7 一緒に暮らす家族がわからなくなる… 見当識障害

 

 

 

PART2

 

認知症(アルツハイマー型)の進行で現れる困った症状

 

1 伝言や約束したことを忘れてしまう

2 訪問セールスで不要な物を買ってしまう

 

3 お金に異常にこだわり誇大妄想を抱く

4 世話をしてくれる人に極度につきまとう

 

5自分は天皇家の末裔!? ありもしない自慢話をする

施設に入居すると、ほとんどの人が3~4か月間は「入所時不適応」を起こす

 施設の生活に慣れず、うつ状態になる

 

6 スムーズに会話ができなくなる

7 部屋に大量のゴミを溜め込む

8 好きだった音楽を聴いて不快になる… 「失認」、「感情失禁」

 

9  1人で歯を磨くことができなくなる… 「失行」

できることは自分で行ってもらい、生活自立度を確保する

 

10 嫉妬妄想で妻の浮気を疑う

11 夕方になると「家に帰る」と出て行ってしまう

12 鏡に映った自分に話しかける

 

13 意味のない行動を反復し続ける

14 介護してくれる女性を触り、卑猥な言葉を言う

15 トイレ以外の場所で排泄してしまう

 

 

PART3

 

認知症(アルツハイマー型)が重くなると目立つ危険な症状

1 性格が豹変し、暴言、暴力をふるう

 

2 薬を飲んだことを忘れ、何度も飲もうとする

・飲んで害のないサプリメントを渡す

 

3 かつては粗食だったのに食べても食べても満足しない

4 よく知った道でも迷子になり、1人で帰れなくなる

5 クルマの運転を辞めようとせず免許返納に応じない

 

6 食べ物でないものを口に入れる

7 昼夜が逆転して夜間に大声で騒ぐ… 「夜間せん妄」

 

8 オムツから便を取り出し壁などになすりつける

9 一日中、ウトウトしている

 

 

PART4

その他の認知症(レビー小体型、前頭側頭型)の困った症状

 

1 驚くほどリアルな幻視を見る(レビー小体型困った症状)

2 身体が硬直し、歩行も困難になる(レビー小体型困った症状)

 

1 罪悪感なく万引きをする(前頭側頭型困った症状)

2 長時間、執拗に机を叩き続ける(前頭側頭型困った症状)

 

 

PART5

知っておきたい認知症家族を支える社会保障制度

介護の負担を軽減するしくみ 介護保険制度

医療費の自己負担を軽減するしくみ 高額療養費制度

 

 

 

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :4.0

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :4.0

  ■健康リテラシー:4.0

  ■総合     :4.0

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

著者

佐藤眞一

1956年東京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授、博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程を終え、東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、ドイツ連邦共和国マックスブランク人口学研究所上級客員研究員、明治学院大学心理学部教授を経て、現職。前日本老年行動科学会会長、日本応用老年学会常任理事、日本老年社会科学会理事等を務める。

 

 

 

 

 

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