「医者が教える食事術2」 2019/8/8 牧田 善二 94点 [♯87]

 

今日は、シリーズ80万部を突破し、日本中で大ブームを巻き起こした食のバイブル第2弾の紹介です。

 

世界のトップジャーナルに論文を発表する研究者であり、医者として20万人の臨床経験を持つ著者が、「生化学×臨床データ×最新エビデンス」に基づく、DNAにそった最強の食事法を学べます。

 

 

続編の本書では、「食材別食べ方」がさらに追加され、最新版の「食の真実」本になります。

 

 

 

 

こんなあなたにオススメです。

 

・肥満ぎみ

・糖尿病があるか糖尿病予備軍

・肥満も糖尿病もないが、健康で長生きしたい

 

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

・食品メーカーが隠したい不都合な真実

 健康とは本来関係ない「利益を上げる」とという「企業の論理」

 「繰り返し買わずにはいられなくなる」ための糖質を使った科学的加工を施しています

 人間は糖質が好きで、中毒に陥りやすくできている

 

 

・プロティンは気軽に飲んではいけない… 

 腎臓に負担が大きいので「健康のため」の摂取で逆効果も

 

・手を加えないほどいい… 

 「超加工食品」ががんを誘発する

 

 

・肉はできるだけ「鶏」を食べる… 

 牛肉と加工食は大腸がんの原因と考えていい

 牛肉そのものが悪いのではなく、むしろ牛の生育環境に問題がある

 と肉を交互に食べ、しかも鶏肉を多く、豚肉はほどほど、牛肉はたまに というサイクルを組む

 

 

魚卵は着色料の添加に注意する… 塩蔵魚卵を頻繁に食べる人は胃がんの発症率が高い

・葉物野菜と果菜は「毎日」食べる… 根菜類など糖質の多いもは控えめに

 

 

・「有機無農薬」を食べる… 

 野菜はお金をかけても費用対効果が高い

枝豆は「茹でる」のではなく、「焼く」ほうが栄養的はいい

 

 

 

 

 

 

・納豆は「夕食」に食べる

安いオリーブオイルに優勢性はない… 質が重要

 

・カルシウムを摂るなら牛乳より「小魚」

・ご飯の前に「タンパク質」を食べる

 

 

「後を引くもの」は最初から食べない… 

 フライドポテトは絶対に避けたい悪魔の食べ物

 

胃のバリウム検査は百害あって一利なし

肺のレントゲンは意味がない

 

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容    :5.0

  ■読みやすさ :5.0

  ■実践しやすさ:4.5

  ■コスパ   :5.0

  ■総合    :5.0

 

 

 

「何を、いつ、どう食べればいいのか」

 

その他、5大栄養素の上手な摂り方、

体を整える血糖値管理法、年齢・タイプ別アドバイス、

がん、脳梗塞、心筋梗塞、認知症他の予防・治療法などを

1冊に分かりやすくまとめられています。

 

より実践的で具体的になった「食事術」が解説されています。

 

 


消費者自身の思い込み、ちまたの食の都市伝説、資本主義社会の企業論理に振り回されず、健康に必要な嘘を見抜ける「食のリテラシー」「知性」を身に付けるためにおすすめの
「食のバイブル」本です。

 

ご家庭の本棚に一冊備えてみてはいかがでしょうか

 

「枝豆は「茹でる」のではなく、「焼く」ほうが栄養的はいい」は今日から我が家で実践してします!

 

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

著者

牧田 善二

AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。
1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。1996年より北海道大学医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている

 

 

 

 

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