「がんが自然に治る生き方」2014/11/13 ケリー・ターナー  96点 [♯41]

 

今日は、末期がんから自力で生還した人々の「9つの習慣」実際に自然治癒した人々の語りを解説した良書です。

「9つの共通する実践事項」について具体的な実践方法が記されています。

 

 

こんなあなたにおすすめです

 

・ご自身、ご家族ががんと告げられた

・自然療法もこころがけたい

がんではないが、病気を患っている

 

・予防医学に関心がある

・食生活を見直したい

今健康な方

 

 

 

 

<気になったフレーズ>

 

治癒不能といわれたガンが自然治癒する現象が、実際の医療現場で話題になることはまずない

医師は治すのが仕事なので、治った患者には関心がない

 

・「劇的な寛解」事例を報告した1000本以上の医学論文を分析し、日本を含む世界10カ国で寛解者と治療者100人以上にインタビュー

ガンの自然治癒は、どんな状況で、どのような人々に起きているのか。全く科学的にメスを入れられていないテーマ。

砂糖はがんの栄養になる

 

体は何が必要か知っている・・・直感に従う

自分の中に存在する「内なる医師」と対話

医療の犯した最大の過ちは、「身体を診る医者」と「心を診る医者」を分けてしまったこと

・感情は滝のように流していこう 「いま」に集中して全力で生きていこう

 

 

自己治癒力をオンにする食べ物、治療法、生きる姿勢など、余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのことがわかりやすく解説されている一冊です。

 

 

■9項目とは

抜本的に食事を変える

治療法は自分で決める

・直感に従う

 

・ハーブとサプリメントの力を借りる

抑圧された感情を解き放つ

より前向きに生きる

 

・周囲の人の支えを受け入れる

・自分の魂と深くつながる

「どうしても生きたい理由」を持つ

 

 

 

 

 

 

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった話題の書が、日本のマスコミ等で取り上げないのは残念ですが、がん患者の方だけではなく、今健康の方にも強くおすすめできる良書です。

 

 

 

著者

Dr. Kelly A. Turner 
ケリー・ターナー博士 

腫瘍内科学領域の研究者。学士号を取得したハーバード大学時代に統合医療に関心を持ち、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号取得。 
博士論文研究では奇跡的な回復を遂げた1000件以上の症例報告論文を分析し、1年間かけて世界10カ国へ出かけ、奇跡的な生還を遂げたガン患者と代替治療者を対象に、治癒に至る過程についてのインタビューを行った。 

 

 

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