今日は、末期がんから自力で生還した人々の「9つの習慣」を実際に自然治癒した人々の語りを解説した良書です。
「9つの共通する実践事項」について具体的な実践方法が記されています。
こんなあなたにおすすめです
・ご自身、ご家族ががんと告げられた
・自然療法もこころがけたい
・がんではないが、病気を患っている
・予防医学に関心がある
・食生活を見直したい
・今健康な方
<気になったフレーズ>
・治癒不能といわれたガンが自然治癒する現象が、実際の医療現場で話題になることはまずない
・医師は治すのが仕事なので、治った患者には関心がない
・「劇的な寛解」事例を報告した1000本以上の医学論文を分析し、日本を含む世界10カ国で寛解者と治療者100人以上にインタビュー
・ガンの自然治癒は、どんな状況で、どのような人々に起きているのか。全く科学的にメスを入れられていないテーマ。
・砂糖はがんの栄養になる
・体は何が必要か知っている・・・直感に従う
・自分の中に存在する「内なる医師」と対話
・医療の犯した最大の過ちは、「身体を診る医者」と「心を診る医者」を分けてしまったこと
・感情は滝のように流していこう 「いま」に集中して全力で生きていこう
自己治癒力をオンにする食べ物、治療法、生きる姿勢など、余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのことがわかりやすく解説されている一冊です。
■9項目とは
・抜本的に食事を変える
・治療法は自分で決める
・直感に従う
・ハーブとサプリメントの力を借りる
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・周囲の人の支えを受け入れる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった話題の書が、日本のマスコミ等で取り上げないのは残念ですが、がん患者の方だけではなく、今健康の方にも強くおすすめできる良書です。
著者
Dr. Kelly A. Turner
ケリー・ターナー博士
腫瘍内科学領域の研究者。学士号を取得したハーバード大学時代に統合医療に関心を持ち、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号取得。
博士論文研究では奇跡的な回復を遂げた1000件以上の症例報告論文を分析し、1年間かけて世界10カ国へ出かけ、奇跡的な生還を遂げたガン患者と代替治療者を対象に、治癒に至る過程についてのインタビューを行った。
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