初期の認知症、あるいは認知症が疑わしい親御さんを持つ方に覚えておきたい39のこと。
おすすめの一冊の紹介です。
こんなあなたにおすすめです
・認知症を正しく知りたい
・最近「あれ、ちょっと変 …… 」と感じた
・老人ホーム、病院との付き合い方を知りたい
<気になるキーワード>
・うつ病のサインを見落とすな
・老人性うつが認知症扱いされるカラクリ
・異常な買い物には理由がある
・認知症の高齢者にも役割を!
・「子の説得」より「親の納得」
・よく笑うお年寄りは、認知症になりにくい
・「そうだね」は魔法の言葉 「傾聴、受容、共感」
・明日は我が身
・一人暮らしの方が認知症の進行が遅い
・親の最大の悲しみは「自分が子供の負担になること」
認知症についての正しい知識が語られていますが、
親と子どもの関係そのものをあらあめて考えさせられました。
わかりやすく読みやすい構成になっていますので
あっという間に読み終えてしまいました。
「もっとやれることがあった」と後悔しないために、
「認知症」と宣告されて絶望しないために、
互いに不幸にならないために、
家族として、子どもとして
「できること」・「できないこと」
を知ることができるおすすめの良書です。
著者
和田秀樹
1960年大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業。1988年より高齢者専門の総合病院、浴風会病院精神科で、高齢者の臨床に取り組み始める。その後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、再び浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学心理学科教授、和田秀樹こころと体のクリニック院長、一橋大学経済学部非常勤講師、川崎幸病院精神科顧問を務める。
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