今日は、日本の厚生労働省、医療業界の実態に切り込む、
「本当に必要な医療」とは何かを考えさせられる素晴らしい本です。
病院で医療行為をうける前に「本当に受ける意味がある?」と悩んだときに
読んでみることを是非おすすめします。
前作『絶対に受けたくない無駄な医療』では、
米国に広がる、ムダな医療の撲滅運動
「Choosing Wisely(チュージング・ワイズリー)」
を日本で初めて紹介しています。
今回の続編では米国の医学会が出したムダな医療300項目の
「衝撃のリスト」が一挙に公開 されています。
生きていくうえで必要な本質を見極める力は、自分の身体を守るためにも必須であることを痛感させらる内容でした。
本の帯には、「こんな医療は受ける価値なし!!」と明言。
・マルチビタミン、ビタミンE、ベータカロチンはガンの「予防」に意味なし。
・古くなったというだけで歯の詰め物を替えてはダメ!
・膝の痛み、まずは手術「以外」の方法で対処。
・前立腺ガン検査はムダばかり?
歯科医師や看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、カイロプラクティックの団体なども参加していますので、身近な歯の治療や高齢者の看護、リハビリなどでもたいへん参考になります。
かなりおすすめですので是非読んでみてください。
≪本書の構成≫
【第一章】 米国医学会が出した「衝撃のリスト」
【第二章】 最先端の「受けたくない医療」を一挙公開
【第三章】 待ったなし! 無駄な医療を撲滅せよ
著者
医療経済ジャーナリスト 室井 一辰(むろい・いっしん)
大手出版社を皮切りに、医学専門メディアや経営メディアなどで全国の病院や診療所、営利組織、公的組織などに関する記事を執筆。
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