今日は、「まずは2週間ほど本書で説明している食事法を続けてみてください。自分の体が変わってきたことを実感できるようになるはずです。」という食事術を説いた本の紹介です。
食事に限定してエビデンスに基づく解説でわかりやすい内容です。健康によい食事をとって、悪い食事はやめることが「究極の食事」で内容はいたってシンプルです。
現在の食事の内容によって取り入れ方が個々人異なると思いますが、やりやすいことから取り入れてはいかがでしょう。
今のカラダは半年前の食事で成り立っていますので、実践することで少しずつ良い方向にカラダが変わっていくようです。
「牛乳やヨーグルトは体によいのか」のコラムで、厚生労働省と農林水産省の政治的な妥協点に落ち着く「食事バランスガイド」についての記載がありますが、これはほんの一例であり、核心を突いた内容です。
役所、メーカー、医師、栄養士... すべて立場があり、ポジショントークであったり、専門外は弱かったりということもあり、全てが真実とは限らないことを前提に、個人に情報を読み解く力が求められているのが現実です。
これは、食事に限らないことですが、「疑う力」をつけ、「本質」「真実」を見極めることがなにより大切な時代ですね。
本書で食事に関するデータや効果は理解できましたので、「心と身体の健康」のために、食事以外の「運動(筋トレ)」「ストレス」「睡眠」「呼吸法」についても合わせ技で、自分に合ったやり方でできる範囲から取り入れ、習慣化していくことをおすすめします。
<本書より>
健康になるための「体に良い食品」はこれだけ!
あらゆる食品をエビデンスベースで5グループに分類
- バターコーヒーは×
- グルテンフリーは×
- 100%果汁でもジュースは×
- βカロテンは×
- 白米は×
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著者
津川 友介
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)助教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授。
東北大学医学部卒、ハーバード大学で修士号(MPH)および博士号(PhD)を取得。
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