「知ってはいけない薬のカラクリ」2019/4/3 谷本哲也 88点 [♯17]

 

今日は、こんなことまで書いていいのか!?

こうしてあなたは”クスリ漬け”にされている!

 

現役内科医が医者と薬の”不都合な真実”に切り込む一冊です。

 

 

薬剤師の宇田川さん(「薬剤師の本音」の著者)とは立場が違い、製薬業界と医師との関係を赤裸々に語っています。

 

医者は、「製薬会社からもらった高級弁当」「謝礼」であなたの薬を決めている

 

 

専門医制度は”資格ビジネス”で、学会にとっての安定収入であるサブスクリプションビジネス

 

 

日本では、推定4000万人の高血圧患者がおり、

そのうち約1000万人程度が治療を受けていると見積もられています。

 

一生のお付き合いといわれ、飲み続ける薬であり、降圧剤は、製薬会社にとってまさにドル箱で、製薬業界の主戦場の一つ。

 

 

「クスリはリスク」にも関わらず日本人は世界有数の薬好き。  

 

大きく影響したのは、1961年に導入されえた国民皆保険制度。

クスリを処方しない医者を”ヤブ医者”という患者がいる日本の現実

 

 

患者が知らない舞台裏で、製薬会社と医者との間で繰り広げられている「薬のカラクリ」を知ることが、薬を飲むこと以上にみなさんの心と身体を守るうえで必要なことです。

 

 

 

自分の身体は、自ら守ることが大切ですね。

今は、玉石混合の情報が氾濫しているからこそ、”真実”を見極める力が必要になります。

 

これも、日々意識して習慣づけることで身につくと思います。

自戒を込めて。。

 

 

 

著者

谷本哲也

1972年、石川県生まれ。鳥取県育ち。1997年、九州大学医学部卒業。内科医。

 

 

 

 

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