「5年生存率7%未満のがんステージIVを宣告された私が8年たっても元気な「理由」」 2021/7/17 泉水繁幸 93点 [♯392]

スキルス性胃がんステージⅣで5年生存率7%未満と宣告され、無事に9年目を生きてむかえた著者が、再発を防ぐ食事と生活の改善法、恐怖に克つ心のきたえ方などを伝える。

 

 

 

 

健康的ベジタリアンの生活を送っていた著者を襲った「スキルス性胃がんステージIV」。 

 

胃の全摘手術後の病理検査で医者から5年生存率7%未満を告げられる
 

 

絶望と死の恐怖から、どのように再発を防いだのか、退院直後から9年目を迎えた現在までに行った食と生活習慣の改善、どうしようもなく襲ってくる不安に打ち克つ方法を伝える1冊です!
 

 

また、がんにかかった場合に読みたいがん関連書籍は、書店に行ってもネット書店で調べても、数が多すぎてどれを読めばよいのか正直わからない。 

 

   

 

 

 

本書では、その中から、自ら読み参考となったがん関連書籍を28冊紹介している。
 

 

すべてを読む必要はないが、どれを読めばよいのか迷った時のガイドブックにもなるはずです。
 

  

 

死に対する恐怖と不安は、がん患者にとっては避けがたいことである。
 

 

それをどのように乗り越えたのか、その方法論は一読に値する !

 
 
 
 

こんなあなたにオススメです

 

がんが進行している

・がん患者を支えるご家族

・がんを予防したい

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

第一章 衝撃のがん告知から手術後に至るまで

 

・模索した結果、選択した治療法

   延命治療ではなく、寛解を目標とした治療法

 

勇気をもらった偉人の言葉 

 人は自然から遠ざかるほど、病気に近づく

 食べもので治せない病気は、医者でも治せない

 

 

 人は誰でも身体の中に百人の名医を持っている

 

 心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する

 

 月に一度断食すれば、病気にならない 

 

 

 

 病気は、食事法と運動によって治癒できる

 医師が病を治すのではなく、身体が病を治す

 

 

 

 

 第二章 私が行った食事療法

 

・健康的な菜食と不健康な菜食

 がんになって以降、揚げ物を一切食べなくなりました

 

 

・「食は、野生の猿に学べ」

 野生の猿が食べているもの … 草、木の実、木の根、果実等々

 

「一汁一菜」という選択

 

 

 

・「奇跡の野菜」「食べる輸血」ビーツ  … 魅力は栄養価の高さ

  

 

・伝統的な食の素晴らしさ

 発酵食が身体の免疫力を上げる … 自家製の梅干しと漬け物を毎日食べる

  

 

 

 

 

 第三章 がんにかかった時のメンタルの重要性

 

・目指すはマイナス思考人間から脱出 

 

医師を「信用する」と、「医師に任せる」は別物

 

 

 

・「がん」は「生き方」を変えるきっかけ

 

 

 

第四章 お金がかからないがん治療

 

実践したのは「がんに栄養を与えない、生きるための食事」

 

・がん治療に、「絶対に治る」という正解はない  

 

 

「生きることを諦めないこと」「目標を持って生きること」  

  

 

 

 

第五章 がんの再発を防ぐために、参考にした本一覧 

 

<抜粋>

「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」2016/1/23 小澤竹俊 91点 [♯108]

「がんが消えていく生き方 外科医ががん発症から13年たって初めて書ける克服法」2020/10/1 船戸崇史 93点 [♯373]

「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」2017/3/9 神尾 哲男 92点 [♯184]

「がんが自然に治る生き方」2014/11/13 ケリー・ターナー  96点 [♯41]

 

。。。。。

 

 

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容     :5.0

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:5.0

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

著者

泉水繁幸 Sensui Shigeyuki

1964年千葉県生まれ。2013年、スキルス性胃がんを患う。胃の全摘手術を行った後、ステージIVであることが判明し、5年生存率が7%未満の告知を受ける。 

手術後の治療としては、自身で治療法を模索した結果、抗がん剤治療を行わずに自然&免疫治療を選択する。 身体の免疫力を上げることを目的とした独自の食事法(自然食)、そして、自分らしく生きるためのメンタルトレーニングを行い、5年生存率をクリア。 「がん」という病気と対峙しているうちに「生きる」ことへの意識が、それまでとは大きく変わる。 「生と死」について、「生きる」意味について、出した答えは「自然との共存」。 自然に接しながら生きることで、幸せを感じながら充実した日々が送れるということ。 現在は独自に行った治療法が注目され、講演、雑誌、ラジオ出演などで、がんの受け入れ方や独自に行った治療法を広く伝えながら、がん患者へのカウンセリングも行っている。

 

 

 

 

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