体力の衰えを感じるようになった人に向けて、何歳からでも体が若返る秘訣を指南する一冊です!
運動が苦手だったり、運動が嫌いだったりする人、中高年はもちろん高齢者でも、「これならできそう」「続けられそう」と思えて、なおかつ、きちんと効果があり、何歳からでもカラダが若返る秘訣がわかります!
日本は、もう完全に「人生100年時代」を迎えています。
100歳以上の高齢者が49年連続で過去最多を更新し、7万人を超えているのです。
いまから50年以上前(1963年)、100歳以上の人はたった153人でした。
「老後資金に夫婦で2000万円が必要」とする金融庁の試算が騒ぎにもなりましたが、つい数年前までは「老後」といわれ、隠居するような年齢に達しても、これからは元気に働き続けることが求められてきているのかもしれません。
そして体づくりには、やっぱり「運動」が欠かせないのです!
運動とは、ごく簡単にいえば「体を動かすこと」ですから、ジム通いしなくても自宅でもできます。
日ごろの生活で効果的に〝ながら運動〞できるのです。
方法さえ知れば、自宅でも、通勤や通学、買い物のときでも、散歩しながらでも、手軽にできて効果の高い運動はたくさんあるのです。
まずは「これならできそう」「続けられそう」と思えることから始めてみましょう。
すべてをやる必要はありません。
できることから、始めてください。
運動を始めるのに絶好のタイミングはいつだと思いますか?
人間は時とともに年齢を重ねていくのですから、いま、この瞬間がつねに一番若いです。
いまこそ、あなたにとって最も効率がいい運動効果を得られるタイミングなのです。
運動を始めるのに遅すぎることは絶対にありません!
こんなあなたにオススメです
・体が硬くなって姿勢が悪くなってきた
・息が一度上がるとなかなか回復しない
・同じことをしても以前より疲れやすくなった
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 ゼロから始める! 有酸素運動入門
・全身持久力を左右するのは「心肺機能」
・ウォーキングは散歩より歩幅を広げることがポイント … ややきついペースの速歩がベスト
第2章 スロースクワットで衰えやすい下半身を鍛える
・何も運動しないと筋肉は年0.5〜1%減っていく!
・70 歳になっても80歳になっても、ちゃんと運動して筋トレすれば、筋肉はつきますし筋力はアップします。
・階段の上り下りで筋トレ
第3章 肩こり・腰痛を解消するストレッチ
・筋肉をケアする習慣があれば、何歳になっても柔らかく保てる
・筋肉を動かさないと血流が悪くなり、「毛細血管」は休眠モードに入ります
・筋肉を15秒以上伸ばしていると、ふっと抵抗がゆるんで、もうひと伸びする感覚が得られます
・鍛えるべきはお腹の深層にある「インナーマッスル」です
第4章 体を鍛えれば脳も鍛えられる
・積極的に体を動かすと認知症の予防になる
第5章 骨は何歳からでも強くなる
・骨を強くするには運動の刺激が欠かせない … 階段の上り下り、、、
第6章 胃腸から若返る食事術
第7章 10年後、後悔しない! 運動を続ける技術
・小さな成功体験を重ねて「自己効力感」を高めよう
・「強度」をあげるより、腹八分目で「頻度」を増やそう
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
リンク
著者
中野 ジェームズ修一
スポーツモチベーションCLUB100最高技術責任者。PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP‐C)。フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペアなど、多くのアスリートから絶大な支持を得る。2014年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。東京・神楽坂の会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」の最高技術責任者を務める。
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