人生100年時代の今、“サクセスフル・エイジング”がゴール目標になっています。
どれだけ元気に年を重ねられるか
世界中の元気な100歳が住む地域・人の秘密を解明。
食・大腸・環境・運動・脳など本書では、「百寿者=センテナリアン」の最先端の研究報告とともに、だれでも日常的に実践できる内容をご紹介する健康長寿の決定打となる一冊です!
105歳の体と心の健康法を現役医師だった日野原重明さんも披露しています。
世界の科学者・医学者が、100歳超の人たちの秘密を調べてきたところ、その体内では、老化の進行が、食事、環境、運動、心など、さまざまな面から抑えられてきたとわかりました。
老化の最大要因、慢性炎症の状態が20~30歳も若かったのです。
この慢性炎症はすべての臓器の免疫力を低下させてしまいます。
10万組もの双子の寿命を生涯にわたって追跡調査し、寿命を決めるのは遺伝的要因が25%、環境要因が75%と明らかに。
環境といえば食。
健康長寿のお年寄りは日常的にからだを動かしているという共通点があり、毛細血管が若いのです。
そして、「心」も老化を進める炎症反応を抑える要因になっています。
こんなあなたにオススメです
・身体も心も豊かに生きたい
・ピンピンコロリがいい
・健康寿命をのばしたい
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 健康長寿を手にするカギ―老化の原因「慢性炎症」とは何か
・101歳の看板娘
NHKの番組に登場したそのなかのおひとり、101歳の田谷きみさん。
家族5人で和菓子屋を営み、朝8時から夕方6時まで1日10時間、接客からレジ打ちまで担っています。
・ 慢性炎症を抑えるカギ… 適切な食生活と運動習慣
第2章 老化を防ぐ「食事」―長寿食で腸内フローラが変わる
・イタリア南部のアッチャローリは2016年、人口2000人のうち300人が100歳以上と報じられ、世界の注目の的に。
そこからわかってきたのは地中海食や腸内細菌などとともに、ライフスタイルの重要性。
第3章 老化を防ぐ「運動」―「微小循環」が認知症や介護リスクを下げる
・ ストレスがたまる身体活動では効果減… 義務感ではなく、楽しくやることが大切
第4章 寿命は遺伝か環境か―双子の研究で証明された環境の影響
・長生きの人ほど寝たきりの期間が短かった
・生きがいのある人は死亡リスクが20%低い
⇒名著「夜と霧」も証明しています
第5章 老化を防ぐ「心の持ちよう」―「健康長寿は気から」を最新科学が証明
第6章 脳の幸福力「老年的超越」―脳が80歳からポジティブになる
・死を意識することで、人間のこころが発達
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.0
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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