「人生で起こること すべて良きこと」2015/7/24 田坂 広志  93点 [♯353]

人生において苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失といった「逆境」に直面したとき

 

我々は気が動転して、逆境を乗り越える、そのことよりも、「なぜ、こんなことに…」といった過去への後悔、

 

「これから、どうなってしまうのだろう…」といった未来の不安に、心のエネルギーの大半を使ってしまうことがある。  

 

 

しかし、その出来事が起こった「意味」に耳をすませ、「人生で起こること、すべて良きこと」との思いを定めると、逆境に正対する力が湧き、道は必ず、拓ける

  

 

 

そして、自分の人生にとって大切な何かを学ぶことができる――著者は自身の逆境体験を振り返って、言う。
 

 

「生死の境の体験」をはじめ実体験から掴んだ、「逆境を越える『こころの技法』」を、著者が質問者との対話の中で、ていねいに語る一冊です。

  

 

こんなあなたにオススメです

 

・自己嫌悪におちいることが多い

・苦労や困難が続いている

・挫折から立ち直れないことがあった

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

「逆境」を越える「究極の言葉」とは何か 

・「人生で起こること、すべて良きこと」との思いを定めると、逆境に正対する力が湧き、道は必ず、拓ける

  

 

誰も大声では語らない「人生の真実」とは何か

・人生において「成長」は 約束されている 

 

 

 

なぜ、日本人は、「逆境」を尊いものと思うのか

「逆境」とは自分の可能性を引き出してくれる素晴らしい「成長の機会」である 

 

 

 

人生の分かれ道で、真に「運命」を分けるものは何か

起こったことをどう「解釈」するか それが、我々の人生を分ける   

 

 

なぜ、その人との「縁」を見つめると、人間関係が好転していくのか

人生で出会う人、すべてに深い縁がある 

 

 

どうすれば、「静かで賢明な自分」が現れてくるのか

・「心」が「言葉」を発するのではない 「発した言葉」が「心」を変える 

 

 

なぜ、「感謝」は、すべてを癒すのか

いま、生きている それだけで、ありがたい 

 

 

経営者として大成するには「三つの体験」(戦争、大病、投獄)のいずれかを持っていなければならぬ

  

 

 

過去は、無い 未来も、無い 有るのは、永遠に続く いま、だけだ

・いまを、生きよ! いまを、生き切れ!

 

 

 

この与えられた命、かけがえの無い命を 素晴らしい何かのために使いたい

・己一身のためではなく 世の中のために、多くの人々のために使いたい

 

 

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容     :5.0

  ■読みやすさ  :5.0

  ■実践しやすさ :4.5

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

著者

田坂 広志

1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。1981年、東京大学大学院修了。工学博士(原子力工学)。同年、民間企業入社。1987年、米国シンクタンク、バテル記念研究所客員研究員。米国パシフィック・ノースウェスト国立研究所客員研究員。1990年、日本総合研究所の設立に参画。取締役・創発戦略センター所長等を歴任。現在、同研究所フェロー。2000年、多摩大学大学院教授に就任。社会起業家論を開講。シンクタンク・ソフィアバンクを設立。

 

 

 

 

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