「しなやかな血管が健康の10割 」2015/3/19 島田 健永 92点 [♯305]

アメリカの医学者、ウィリアム・オスラー先生の人は血管とともに老いるという言葉をご存知でしょうか?

  

 

つまり根本的な老化とは「血管が衰えること」を意味しています。

  

 

しかし、反対に言えば「血管が若々しく保たれていれば、いつまでも健やかに過ごせる」ということ。

   

 

 

 

循環器内科学の名医が、血管の仕組みをわかりやすく解説しつつ、その“しなかやさ”と“みずみずしさ”を保つ、具体的な健康生活習慣を提案する一冊です!

 

脳梗塞、心筋梗塞などの原因となる動脈硬化は、血管の老化が原因。  

 

その人の生活習慣によっては、年齢に関係なく老化が進みときに、重い疾患や突然死につながる場合も。

  

 

でも、血管は生活習慣を変えることによってよみがえります
  

 

こんなあなたにオススメです

 

・生活習慣病が気になる

・20歳の体重より10kg以上増えている

・ダイエットを繰り返している 

 

 

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

第1章 「人は、血管とともに老いる」とは、どういう意味か

 

・テニスコート6面分!  血管は、大切な「臓器」の1つ 

 

・血管のことを、「ホース」にたとえるとよくわかる 

 

 

血管が衰えると、細胞や臓器に栄養分や酸素が届きにくくなり、血管が狭くなったり(狭窄)、閉塞が起こったりするリスクが高くなる――健康を脅かす「動脈硬化」が始まってしまうのです。

 

  

 

第2章 「硬い血管」ではなく、「しなやかな血管」をめざす

 

食事の欧米化で、子どもの血管も危ない!

・しなやか血管のためには、和食文化を見直すべし 

 

 

 

 

 

・独身(男性)でいるほど、循環器の病気にかかりやすい

  

 

食事制限、運動、禁酒・禁煙、仕事も“なんでも八分目”習慣が効果的!

 

・糖尿病になると、寿命は平均約10年短くなります 

 
 

 

 

第3章 あなたの血管は、食事で若返らせることができる(生活習慣/食事編)

 

カラフルな食材が、血管の老化を遠ざけてくれる 

 

 

 

 

 

「見た目」が若い人は、「血管年齢」も、やっぱり若い

 

・食事で最も大事なことは、「おいしく感じること」のはず

 

 

 

第4章 狭くならない、硬くならない血管の作り方(生活習慣/運動編)

 

運動ギライ40代は“おデブ”化、動脈硬化も進んでいく

 

・メタボなんて“短期決戦”で撃退しよう… まずは、「1日2食」を1週間続けてみてください

 

 

 

 

 

この本の評価

 

  ■内容     :5.0

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :5.0

  ■健康リテラシー:4.5

  ■総合     :4.5

 

 

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

著者

島田 健永

医学博士/大阪市立大学准教授。1961年兵庫県生まれ。1987年3月香川医科大学(現・香川大学)医学部卒業。4月大阪市立大学医学部第一内科入局。5月大阪市立大学医学部附属病院勤務。1989年馬場記念病院循環器内科勤務。1995年医学博士号取得。1997年大阪市立大学医学部附属病院勤務。2000年7月大阪市立大学医学部第一内科助手(吉川純一前教授)。2003年4月大阪掖済会病院心臓血管内科勤務心臓血管内科部長。2009年4月大阪掖済会病院内科系診療局長。大阪市立大学医学部臨床教授。

 

 

 

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